| 住所 | 鶴岡市馬場町7-19 |
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周囲に高層建築が少ない為、赤い尖塔が良く目立つ。天主堂は幼稚園の向い。入口右側のボタンを押すと、解説のCDが流れる。天主堂は1903年(明治36)の木造建築で、1994~6年(平成6~8年)に修復されたとの事。尖塔の高さは22.1m。尖塔の各層の境界部分、切妻の軒下に、ロンバルト帯と呼ばれる半円形を並べた波状のラインがある。麻布教会、聖ザビエル教会(明治村)等を設計したパピノ神父の設計。堂内は祭壇に向う中央の中廊、その両側の側廊から構成されている。表彰台のような断面。中廊、側廊の天井はリブ・ヴォールト。三廊式バジリカ型ロマネスク様式という形式との事。
堂内の柱は一見漆喰のようだが、白く塗った木の柱。祭壇と中央通路には緋毛氈が敷かれ、側廊は畳敷き。畳の上に折り畳み椅子が並べられている。擬洋風というよりは和洋折衷。入口の上はバルコニーのようになっており、オルガンが設置されている。バルコニーは左右2本の柱に支えられ、右側の柱の中がらせん階段になっている。側廊の壁には10枚の貼り絵。ステンドグラスではなく、透明な紙に書いた絵をガラス板で挟んだもの。ひび割れが目立ち、状態はあまり良くなかった。祭壇は表彰台のような形。教会を模ったもの。中央上には像高70cm程のキリスト像、左斜め下には40cm程の聖テレジア像、右斜め下には40cm程の聖フランシスコ・ザベリオ(ザビエル)像が安置されている。ザベリオは子供に何か話し掛けている像。祭壇は新しく、状態は良かった。
祭壇の左手前に像高1m程のマリア像。フランス、ノルマンディーのデリヴランド修道院から贈られたもの。日本では珍しい黒いマリア像との事だが、厳密には、少し濃いチョコレート色。冠を被り、冠を被ったイエスを抱いている。褪せたセロリアン・ブルーに少しくすんだ金模様の服に身を包み、マリアもイエスも首から上だけ露出している。キリストの髪に少し大きな、マリアの額に細かい剥落があるが、状態は概ね良かった。祭壇の右手前には像高1m程の聖者像。誰なのかは不明。左腕に子供を抱いており、子供は十字架の刺さった玉を持っている。聖者、子供の頬はほんのり赤く染まっており、ちょっと写実的。聖者の山ブドウ色、子供の白色の衣は少しくすんでいるが、顔の発色は良かった。