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文翔館

正式名称山形県郷土館
住所山形市旅篭町

2003/10/12(Sun) 曇り後晴れ

文翔館(山形県郷土館)の実体は、山形県旧県庁舎及び県会議事堂(重文)。最初、旧県庁舎に入る。入口奥の階段を上ると2階。展示物は山形の各地方(村山、最上、置賜、庄内)の紹介、山形県出身の小説家・歌人の資料、男女児の背飾り等。山形の紹介の部屋にあった享保雛人形のレプリカが鮮やかで印象に残っている。尚、背飾りは子供のお守り。それを子供の着物の背に縫い付けておけば、悪魔がその背飾りだけを持って行き、子供自信は無事と信じられていたとの事。展示スペースの他は、喫茶室、談話室。談話室では女子高校生1名が勉強中。ちょっと微笑ましい光景だった。また、山形県内の古い洋館の写真を展示した特別展も開催されており、鶴岡カトリック教会等、約60箇所の写真が展示されていた。

3階は正庁、知事室等を復元した部屋と、明治~現代の風俗の展示。正庁の2段になっている漆喰天井の1段目の縁にバラやダリヤ等の花飾りがビッシリと施されている。シャンデリアも豪華で見事だったが、それ以上に、天井の装飾が見事だった。貴賓室、知事室、内務部長室のシャンデリアの周りにも同様の装飾があった。それ以外で印象に残っているは、壁の腰板が2.5m程ある高等官食堂。解説に拠れば、音の反響を良くして、食事中の話を通り易くしたとの事。個人的には、食事時はあまり他人に聞かれたくない話をしたいと思うのだが…。

1階は隣りの旧県会議事堂に続く廊下があるのみ。そこから議事堂に入る。1階は復元された議場と議員控室。議場の天井は、中心部分が円筒状に凹んでおり、その両端に沿って、柱が並んでいる。その為、何か実寸以上の奥行を感じる。床材はリノリウム。亜麻仁油とコルクが原料なのだが、ワックスが塗られていたせいか、外見上、普通の樹脂にしか見えない。隣りの議員控室には議会の資料が展示されていた。2階は来賓室と正副議長室。正副議長室に歴代の県議会議長の写真が展示されている程度で、それ以外、特に観光対象となるものは見当らなかった。

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