1・戦争や紛争
戦争や紛争の際、さまざまな戦略のもとで特定の生物種が故意に殺戮
されることがある。
たとえば、ベトナム戦争では北ベトナム軍の物資補給をはばむ為に、
南ベトナムの手によって、ヘリからの機銃掃射による象の大量殺戮が
行われたと言う。(象牙が目的だったともいわれる)
また、枯葉剤などの兵器による影響も少なくない。
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2・政治や政策
政策として駆除が実施される場合、政府の力が弱まったことにより保護が
行き届かなくなった場合などがある。
たとえば、「アモイトラ」は中国政府が「帰討すべき動物」に指定し、駆除が
行われ野生のものはほとんど絶滅してしまった。
また、「シベリアトラ」はソビエト連邦の崩壊により密猟が増加し、生息数が
減少している。
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3・ファッションの流行などによる
アクセサリーやファッションの流行により、大量に捕獲される場合もある。
たとえば、「ハワイオーオー」という鳥は、その黄色と黒の羽で作られた
ケープがハワイ人の間で流行したこと、お土産としてもその羽が人気を得
たことにより大量に捕獲され、絶滅してしまいました。
(ハワイでは1900年以降すでに20種以上の鳥が絶滅しています。)
また、「ダチョウ」もフランスで羽飾りが流行したことにより数百万羽以上
が捕殺されたが、養殖の開始と流行の終焉で絶滅の危機は免れた。
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4・ペットなど、商業価値による
ペットなどとしての野生動物の捕獲による被害は大きい。
特に人に馴れやすく飼育しやすい子供の動物を手に入れる為にその両親や、
群れの仲間を殺害している場合も多い。
たとえば、「カンムリシロムク」という美しい鳥は、ペットとしての人気
が高かった為次々と捕獲され、野生のものは絶滅してしまった。
また、「ゴリラ」などの類人猿は親を殺した上で捕獲されることがほとん
どで、捕獲された子の生存率も非常に低い。
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5・開発
開発による棲息環境の破壊による絶滅は非常に多い。
特に森林や水辺の開発、整備により繁殖場所を失ったり、道路整備により
生体自体が被害に遭う場合もある。
たとえば、「ニホンカワウソ」は非常に広い行動圏をもつが、開発により
分断されたり海岸が人工化されたりしたことにより、野生のものはほぼ
絶滅したと考えられている。
(ごく少数が生き残っている可能性があるが、その姿は数十年間確認され
ていない)
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6・狩猟
主にレジャーや商業目的としての狩猟や密猟に脅かされている種は多い。
特に19世紀から20世紀初頭にかけては、一人で数百頭のトラやライオンを
撃った話や数千等の象を獲物としたハンターの話など、地域個体群の絶滅
を招いた例は多い。
現在は禁猟区の設置などで規制されてきてはいるが、企業化した捕鯨や
毛皮などの会社による大量捕殺も行われてきた。
また、途上国の一部では制限付きで海外にレジャーとしての狩猟を開放し、
保護資金を獲得すると言う形の狩猟事業が営まれているが、「保護」関係
者への贈賄で保護区から野生動物を誘い出すといった話も聞かれる。
たとえば、サイ、象、トラ、ライオンなどが狩猟により地域個体群や亜種
の絶滅にあっている。
また、北アメリカのリョコウバトは19世紀初頭には20億羽以上が棲息して
いたと言われているが、無尽蔵な狩猟と繁殖地の環境悪化により、20世紀
初めに絶滅してしまった。
日本のコウノトリやトキの減少にも、明治時代以降の狩猟の自由化が大きく
関わっていたと言われている。
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7・事故や天変地異による環境の悪化
地球温暖化や急速な砂漠化、またオイルタンカー事故、火山の噴火などの
不測の事故や環境変動による生息地の環境の変化による絶滅。
たとえば、コスタリカの極一部の自然公園にのみ棲息していた「オレンジ
ヒキガエル」は、絶滅が心配されるほどには個体数の減少はみられていなか
ったが、エルニーニョ現象による繁殖地の乾燥により数年で姿を消した。
また、19世紀のことではあるが、乱獲により、1つの島の少数の個体群のみ
となっていた「オオウミガラス」も生息地である島の活火山の噴火により
わずか50羽ほどとなり、絶滅への道を歩んだ。
日本のアホウドリも生息地がかぎられている為、火山の噴火などが危惧され
ている。
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