Paranoiac Cafe
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シンプル読書感想文


当初は、我が家の本棚にある本をすべてレビューで補完しよう、とか意気込んでいたのですが
蔵書のリストをこさえるだけで眩暈がしそうになったので、その無謀な試みは早々と断念しました。

なので、このページはとりあえず、読了した本のデータと、その一行感想を書きつけるコーナー、という事に決めました。
まあ、俺の個人的な忘備録という以外には、誰の何の役にも立たないものと思われます。

量が増えたら、ジャンル別に分類とかも考えます。

ま、そんな感じで適当に。


2004年4月5日更新


書籍名 作者名 出版社 価格 感想
映画秘宝 2004年4月号 −− 洋泉社 1,050円 この号は、ピーター・ジャクソンの特集以外は
ちょっと俺の琴線に響く企画はなかったかも。
魁!! クロマティ高校 9巻
風雲編
野中英次 講談社 390円 別に、そんなに熱心な読者ではないのだが
新刊が出る度に買ってしまう。何故だ。
映画秘宝 2004年3月号 −− 洋泉社 1,050円 毎年のベスト&ワーストを決める企画って
良きにしろ悪しきにしろ、突出した
作品がないと面白くならない。ということを
教えられたような気が。
異人都市TOKYO エスケン シンコーミュージック 1,200円 80年代の地層から掘り起こされた指標化石。

かつて日本にこういう時代があったようにも思えますが、
今読むと、いったいどこの惑星の話かと思ってしまいます。

「都市のダイナミズム」なんてものが
幻想ですら成立しないこの時代、私たちは
どこに向かって流れ着いたのかを
ちょっと考えさせられてしまいました。
映画秘宝 2004年2月号 −− 洋泉社 1,050円 流石に50号記念のクンフー特集は
力が入っててよござんした。
バキ 21巻 板垣恵介 秋田書店
少年チャンピオン・コミックス
390円 そうですか。そういう展開ですか。
予想はしてましたが。

にしても海王弱すぎ。
魔性の子 小野不由美 新潮文庫 590円 「十二国記」シリーズの番外編的ストーリー。

しかし、小野不由美の非凡なところは、誰もが
一度ならず感じたことがあるであろう
「この世界に対する居心地の悪さ」といった
普遍的な感覚を題材に、ホラー仕立ての物語を
最終的に「十二国記」というモチーフへと着地させる
その手腕にこそあります。

ゲーリー・グッドリッジも真っ青の豪腕っぷり。
居眠り磐音 江戸双紙
狐火ノ杜
佐伯泰英 双葉文庫 648円 居眠り磐音シリーズの最新刊。

しかし、このシリーズもいつの間にやら
登場人物がやたらに多くなってしまったことで。

鶴吉ってどんな役どころのキャラだったっけ、と考え込んでしまいました。
半身 サラ・ウォータース 創元推理文庫 1,060円 2004年度版「このミス」の海外ナンバーワン作品、との
ことですが、正直なところ、俺はあまり
この話を好きになれませんでした。

物語におけるトリックがどう、というのではなく、
婚き遅れのハイミスである女主人公の自己憐憫と選民思想が
読んでてどうにも鼻についたからに他ならないのですが。

物語の終盤で、それらの虚飾全てがひっくり返された時に
むしろ「痛快」にさえ感じましたから。

こういう話でそう感じちゃいかんと思うのだ。
バートン版 千夜一夜物語 第1巻 大場正史訳 ちくま文庫 1,400円 文庫としては破格の価格だが、その価値は
十二分以上にあるバートン版千夜一夜物語の完訳。
一般に良く知られる、子供向けに希釈されたものではなく、
哄笑艶話としてのアラブの夜話の原型です。

なお、筒井康隆の「注釈の多い年表」かと思うほど
一話あたりの注釈がやたらに多いので、しおりを2枚用意して
読むようにしましょう。
バキ 20巻 板垣恵介 秋田書店
少年チャンピオン・コミックス
390円 結局、そういう展開になるのか・・・。
まあ、格闘漫画だからなあ・・・。

でもやっぱり次が楽しみである。(思う壺)
山田章博画集 −− 中央公論新社 8,000円 発売当時、発売されていたことをまあったく知らず、
知った時にはすでに絶版になっていた画集をオクで落札。
知ってたら間違いなく買ってたんですが。

もう文句のつけようなどある筈もなく。
ただただ、その画力に驚嘆するのみです。
山田章博の世界
〜ラーゼフォン アートワークス〜
−− ソフトバンク パブリッシング 2,800円 直下の本と2冊セットでオクで落とした本だが
こちらは大正解。
基本的にアニメの設定資料集なのだが、
手を抜かない仕事っぷりは驚異の一言。

あ、ちなみにアニメは見たことありません。(苦笑)
画集ラーゼフォン −− メディアファクトリー 2,381円 山田章博の絵が見たくてオクで落としたのだが
山田章博の筆じゃないアニメの絵がいっぱい入ってるので
この本は要らなかったな。
官能小説用語表現辞典 永田守弘 マガジンハウス 2,300円 四冊購入した内、逆説的な意味でだが
いちばん勉強になったのがこの本。

官能小説におけるレトリックというものが、PC18禁ゲーの
それとは全く無関係であり、なおかつ官能小説のレトリックでは、
ちっとも「ぐっ」と来ない、という事を再認識するために
官能小説のショーケースとも言えるこの本にこの値段を払うのは
今後の投資効率を考えると格安と言っても過言ではない。
性語辞典 柴田千秋 河出書房新社 1,900円 これはわりかし面白かった。(読み物として)
でも、参考になるかどうかはちと微妙。
感情表現辞典 中村明 東京堂出版 2,800円 そういう枝葉末節だけを取り上げても
あまり文章を書く参考にはならないのだ、と
言うことに気がつかされた二冊目。

いや、この本を編むための苦労は買いますけど。
人物表現辞典 中村明 筑摩書房 2,800円 そういう枝葉末節だけを取り上げても
あまり文章を書く参考にはならないのだ、と
言うことに気がつかされた一冊目。
映画秘宝 2004年1月号 −− 洋泉社 1,050円 ロック映画特集ですか。そうですか。

ひょっとしてちょっと息切れしてる?
映画秘宝 2003年12月号 −− 洋泉社 1,050円 ろくすっぽ読まないうちに次の号が出ちまった。(涙)
魁!! クロマティ高校 8巻
回天編
野中英次 講談社 390円 えーと・・・とりあえず応援してますから
適当に頑張って下さい。
DINO(ディノ・ディノ) 1〜2巻 所十三 講談社 各800円 漫画界に、5年に一度ほどの周期で
突然発生するのが「恐竜漫画」である。
そもそも難易度の高い題材を取り上げている時点で、
いずれの作品も、平均以上の水準を誇る作品ばかりなのだが
この本もご多分に漏れず、高いクオリティを誇っています。

こういう作家もちゃんと支持されている、というのは
まだまだ日本も捨てたもんじゃない、ということの証明でもあります。
ラブやん 1〜2巻 田丸浩史 講談社 各514円 ロリ・オタ・プーの三拍子揃った、ダメにも程がある
主人公の元に、突然、愛の天使が舞い降りる・・・という
こんなしょーもない(誉め言葉)シチュエーションのギャグ漫画が
面白くならない訳がない。

でも、実際にいそうだよなあ、こんな奴。
女性は嫌悪感を感じてしまうのか、
ウチのカミサンにはいまいちウケてませんでした。
クロ號 6巻 杉作 講談社 533円 街中に生息する猫の生態を
しっかり観察して描いているのですが
杉作の筆には、実はちょっぴり
ビターが利いているのだ、ということに
気がつかされる一冊。
居眠り磐音 江戸双紙
雨降ノ山
佐伯泰英 双葉文庫 648円 これで現在発売中のシリーズは全て制覇。

しかし、磐音はこのまま
奈緒のことを諦めてしまうのですかね。
ずっと一人ぼっち、というのは
流石に哀れだと思うのですが。
居眠り磐音 江戸双紙
龍天ノ門
佐伯泰英 双葉文庫 648円 やっぱり、予想通り幸せにはなれなかったな、の
五冊目。

まあ、千両もの値がついた時点で
よほどの離れ業を思いつかない限り、
長屋住まいの浪人が身請けする術はないでしょうが。
居眠り磐音 江戸双紙
雪華ノ里
佐伯泰英 双葉文庫 648円 苦界に自ら身を投じた、かつての許婚の
行方を探して三千里、な一冊。

しかし、これだけ女性にモテているのに
濡れ場がただの一度も出てこないのだから
坂崎磐音、つくづくストイックな男ではある。
居眠り磐音 江戸双紙
花芒ノ海
佐伯泰英 双葉文庫 648円 二作目で種蒔きをしたネタを刈り取る三作目。
しかし、ちゃんと続巻にネタがつながるように
磐音の身の上には不幸が用意されているのでした。

お約束とは言えちょっと気の毒かも。
居眠り磐音 江戸双紙
寒雷ノ坂
佐伯泰英 双葉文庫 648円 一作目が面白かったので続けて購入したのですが
ちょっとトーンダウンしたかな。

いくら悪逆非道の人物とは言え、千九百石の直参旗本を
一介の素浪人が切り殺してお咎めなし、というのは
いささか安直に過ぎるような気が。

この巻の磐音はちょっと簡単に人を切りすぎかと。
居眠り磐音 江戸双紙
陽炎ノ辻
佐伯泰英 双葉文庫 648円 文庫書き下ろしの時代小説、とのことですが
いや、これはめっけもんですわ。

2002年の4月に初版が発売されたばかりのようですが
俺が買ったのが2003年8月の第9刷ですから
この小説の人気の程がうかがえようというものです。
通勤の行き帰りの電車の中で一気に読了してしまい、あまりの面白さに
続巻を買って帰ったほどです。

「剣あり、恋あり、涙あり!」というコシオビの文句は
まさに看板に偽りなし。
おいしい酒が喉を通るように、さらりさらさらと流れる文章には
華美に流麗なところはありませんが、実に洒脱で味わい深い内容です。
今年読んだ小説の中では出色の一品。
映画秘宝 2003年11月号 −− 洋泉社 1,000円 「ビルを殺れ!」
タランティーノよ、お前の心意気はよっく判った。
劇場でその気合の程、拝見させてもらうとしよう。

10月は劇場映画が豊作の予感。
STAYプラス
お手々つないで
西炯子 小学館
フラワーズコミックス
505円 下で紹介した本の続巻。
と言っても、五人の少女の物語を、リレー形式のオムニバスで綴った
前作と異なり、前作に登場した「山王さん&さとくん」の
カップル(?)に焦点を当てた物語ですが。

で、俺が西炯子さんの漫画に感銘を受けるのは、
その達者な絵もさることながら、そこに表現されている
登場する女の子たちの感情・・と言うよりはむしろ「気分」の
微細な針の振れ具合の「さじ加減」にこそ他なりません。

同性である女性にとっては、この漫画に登場する少女たちの
感情や気分の揺れ具合は「あーあるよねこういう事」と
共感できる類の事例なのかも知れませんが、悲しいかな
男にとってそれは「永遠の謎」に近いものがありまして・・。

高校生の男なんてのは、程度の差こそあれ
「ちんぽがモノを考えてる」程度の知恵しか持ってません。
ひらたく言うと馬鹿なんですけど。

だからこそ、女性、特にティーンエイジの女性の感情を
いかに表現するか、表現できるか、と言う命題は
物語作家としての根幹のリアリティに関わる問題だ、と
思っているのですよ。私は。

と、まあ、くだくだ理屈を書きましたが、とにかく面白いので
興味があったら二冊まとめて読んでみれ。
新宿鮫 大沢在昌 講談社文庫 590円 この作者の本は一冊も読んだことがなかったので
今頃になってこんな有名作に手を出してたりするわけです。

で、この作品をして「いなたい」「あざとい」と
評することはすごく簡単なんだけれど、
この強烈にアザトいクライマックスの持って行きかたは
無茶苦茶俺好みのキャラクター配置とストーリー展開なのであります。

改めて自分が物語作家として、いかに
こういうシチュエーションが好きかを
再認識させられた一冊。
魁!! クロマティ高校 7巻
悲願熱涙編
野中英次 講談社 390円 やっぱり相変わらずワケわからん。(誉め言葉)
それにしても本当にネームの多い漫画だ。
映画秘宝 2003年10月号 −− 洋泉社 1,000円 恐怖映画の特集が今号ではよござんした。
慟哭 貫井徳郎 創元推理文庫 720円 帯に書いてある北村薫の推薦文はやや大げさ。
確かに、この長編が商業作家としての処女作で
あることを考えると、文章の「練達」に関しては得心がいくが
「仰天」となると、さて、どうだろうか。

いやね、小説のかなり最初の方でネタ的に割れてたんで。

推理小説における「意外な犯人」という点においては、
俺的には、読者が犯人を特定するに足る情報を
いささか書きすぎていると感じたのですが、この辺は
どれだけスレた読み手か、という点も大いに関係してくるので
人によっては「仰天のトリック」だと思われる方もいるでしょう。

個人的には「傑作になり損ねた佳作」ってとこかにゃ。
バキ 1〜19巻 板垣恵介 秋田書店
少年チャンピオン・コミックス
各390円 漢の聖書(バイブル)ッッッ!(新約)。
グラップラー刃牙 1〜42巻 板垣恵介 秋田書店
少年チャンピオン・コミックス
各390円 漢の聖書(バイブル)ッッッ!(旧約)。
STAY[ステイ]
−ああ、今年の夏も何もなかったわ−
西炯子 小学館
フラワーズコミックス
505円 なんとも不面目なことに、西炯子のことを
「Flowers」に連載されていた「お手々つないで」と
いう作品で、最近はじめて知った次第。
もう十年以上も活躍しているベテランさんなのですね。いやはや。

絵とお話と、とにかくその筆力に魅了されたわけですが
こういうお話を読むにつけ、やっぱり思春期の人物描写においては
男性作家よりも女性作家のほうが圧倒的に有利だよなあ、とか
思うわけであります。

「今年の夏も何もなかったわ」と副題で言いつつ、実は
いろいろあった女子高生5名の連作短編集。

定型ではなく、かつ微妙な日常の物語。
俺も、こういう話がさらっと書けるようになりたいものです。
映画秘宝 2003年9月号 −− 洋泉社 1,000円 雑誌コードが取れて新創刊だそうで、今号には
予告編のしこたま詰まったDVDが付録でついていました。

できれば毎号この調子で付録がつくと
非常にコストパフォーマンスのいい雑誌になるのですが。まあ無理か。
論理力が身につく
大人のクイズ
逢沢明 PHP文庫 552円 期待していた程には面白くなかった。
「まあ、こんなもんでしょう」的な内容。

人によっては感心するのかも。良く判らん。
クビキリサイクル
青色サヴァンと戯言使い
西尾維新 講談社 980円 本屋でなんか目に留まったのでなんとなく購入。

主人公とそれを取り巻く人々の造形が、なんともPC18禁ゲームの登場人物的。
決して悪い意味ではなくて。

この「積極的な曖昧さ」こそが今の子たちの「気分」なんでしょう。
映画秘宝 44号 −− 洋泉社 1,000円 アニマル・ハウス! ブルース・ブラザーズ! エル・トポ!
好きな映画の特集てんこ盛りでお腹いっぱい。
新耳袋 第八夜 木原浩勝
中山市朗
メディアファクトリー 1,200円 市井の人の恐怖・不思議体験を「百物語」の形式で
収録した本。
一巻から欠かさず買っているので
もちろん今回も迷わず購入。

問答無用に面白いのですが、一晩のうちに読みきってしまうと
身のうちに怪異が起こる、という副作用があるのが困りもの。(笑)
トリビアの泉
I・II
フジテレビ・トリビア普及委員会 講談社 各952円 深夜帯からゴールデンに格上げになった
フジテレビの番組本。

「じょうずなワニのつかまえ方」といった
トリビア系雑学が大好きなので購入したのですが
知ってるネタがけっこうあることにむしろ驚きました。

そんな自分がちょっとだけ好きだったり嫌だったりします。(笑)
地獄大甲子園 漫☆画太郎 集英社 819円 小学生の落書き以下の絵とストーリーテリング能力も
十年続けりゃ立派な芸になる、といういい見本。

これだけやってりゃ、普通、少しはうまくなりそうなもんだが
進歩とか上達とかいう言葉をどこかに置き忘れたとしか思えない
その特異な存在こそがまさに才能。

ワン・アンド・オンリーと言う点では、日本の漫画界の中でも屈指の存在。
決して誰も真似しようとは思わないだろうが
画太郎の前に画太郎なく、画太郎の後に画太郎なし。

漫☆画太郎は孤高の天才、もしくはただの馬鹿のどちらかである。
その中間のどこか、ということは決してない。
日経NETWORK
 2003年7月号
−− 日経BP社 1,200円 正直読むとこなくなりました。
そろそろ定期購読解約の潮時かねえ。
猫文学大全 柳瀬尚紀 訳・編 河出文庫 100円(古書店で購入) オルダス・ハクスレー、マーク・トウェイン、
ポール・ギャリコなど、無茶苦茶豪華な執筆陣でまとめた
猫をテーマにした文学のアンソロジー。

いずれ劣らぬ文豪の筆による文章は、凡夫の才に比べて
賞味期限がはるかに長い、ということが
よく判る一冊。
日経WinPC
 2003年7月号
−− 日経BP社 980円 そろそろ現在使っているPCを強化したいため
何とはなしに書店で購入。
でも、パワレポに比べるとアクの強い記事が少なくて
ちょっと食い足りないのも事実。
映画秘宝 43号 −− 洋泉社 1,000円 やっぱマトリックスですかね。
先月が内容濃かったからなあ、今月の見劣りは
正直否めないかも。(個人的に)
一人でもできる
映画の撮り方
西村雄一郎 洋泉社 2,800円 言うまでもなく、俺はゲーム屋であって映画製作者ではないし、
某S社の某S口氏のように、技術はともかく内容がカスカスの
映画を作る予定もありませんが、それを抜きにしてもこの本は
全ゲーム製作者は食事の回数を減らしてでも読んでおくべき。(断言)

観念的・感覚的にしか理解していない映像表現における事象を
アホでも理解できるように、噛んで含んで判りやすーい表現で解説されるのは
ある意味、目から鱗が落ちまくりの経験になるはず。

映像表現に対して、きちんとした体系的な学習を経てない
俺のような現場の人間にとっては
バイブル的な意味さえ持つ価値ある一冊。
日経NETWORK
 2003年6月号
−− 日経BP社 1,200円 気のせいか、なんか4月のリニューアル以降
内容が大幅に初心者向けにシフトしてる気がするんですけど。
ハサミ男 殊能将之 講談社ノベルズ 200円(中古店で購入) ハサミで少女の喉を突き刺して殺す連続殺人犯の
通称「ハサミ男」と呼ばれる犯人が、自らの手口を真似た
殺人事件の真犯人を探す・・・という、いっぷう変わった
ディテクティブ・ストーリー。

意図的に特定の描写を省くことにより、最後に
思いもかけないどんでん返しを読者に突きつけてくる。
どうしてどうして、これがなかなか面白いです。
日経NETWORK
 2003年5月号
−− 日経BP社 1,200円 特に何がどう、ということはなかったなあ。今号は。
今夜、すべてのバーで 中島らも 講談社文庫 200円(中古店で購入) 大麻不法所持で逮捕され、実刑が確定した
中島らもの実体験に基づく物語。
ちょっと他の書籍からの引用が多いのが気になるけど、
それを差し引いても良書でしょう。
華胥の幽夢
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
650円 あーあ、既発売のシリーズ全て読み終えちゃったよ。
早いトコ次を出してください。是非。

しかし、本作以降「講談社文庫」版を先行発売するという
講談社の販売戦略は売らんかな、の意図は判るのだが
愚行以外のなにものでもない。
ホワイトハート版こそが本流です。
中国の神さま
神仙人気者列伝
二階堂善弘 平凡社新書 740円 現在考えている企画の参考用にと買ったもの。
中身的にはちょっと総論に過ぎた気も。
内容がアップ・トゥ・デイトな点は好感触。
黄昏の岸 暁の天(上・下)
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
各530円 絶対に続編が書かれるべき物語。
シリーズ中唯一、読者に確固としたカタルシスが
与えられていない、という点において、
実はこの物語は、十二国記における『帝国の逆襲』なのかも。
図南の翼
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
660円 はねっかえり娘の人生勉強編。
シリーズ中、一番コミカル色強し、かな。
風の万里 黎明の空(上・下)
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
各650円 四作目は、ちょっとだけ
最後のオチが「水戸黄門」で「王様と私」って感じ。

それはそうと、あとがきでご心配のご様子ですが、
小野不由美様、どうぞご遠慮なさらずに
京極堂を見習ってがしがしと長い話をお書きください。

読者にとっては苦行どころか、それは「法悦」に
他なりませんので。
東の海神 西の滄海
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
610円 すっかり「十二国記」がマイブームの我が家。
3作目はちょっとだけ探偵ものの趣。
風の海 迷宮の岸(上・下)
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
各440円 衝撃的で硬質な一作目とはうって変わって
柔らかな女性原理に貫かれた作品。
このように、硬軟書き分ける筆力を目前にすると
もの書きとしては女性のほうが有利なのかなあ、とか
思ったりして。
猫つぐら島
猫は悪友 犬は盟友編
其の1・其の2
猫十字社 扶桑社 各1,286円 俺たち世代には特別の意味を持っている
漫画家の一人なのですが、前作終了後にどえらく
「壊れて」しまった模様で。
なかばリハビリ日記の様相。
白いメリーさん 中島らも 講談社文庫 200円(中古店で購入) いや面白い。
この短編集に収録された小説世界を
最も正しく表現する言葉は「不条理」でしょう。

こういう手法も「あり」なのですね。(何をいまさら)
日本語誤用・慣用小事典<続> 国広哲弥 講談社現代新書 700円 一応もの書きの端くれのオマケの鍋敷きとしては
こういう本は常に気にかかるのです。
思ったとおり、俺も勘違いして覚えていたものが
いくつかありました。「怒り心頭に達する」とか。

時々取り出して読む類の本ですね。
正編も買わなきゃ。
映画秘宝 42号 −− 洋泉社 1,000円 もちろん、今号で一番ビビッと来たのは
テリー・ギリアムの特集であります。
今月は全体に高レベル(俺的に)。
欲望淫女狩り 南里征典 青樹社文庫 200円(中古店で購入) うわあ、これは酷い。(絶句)

エロ文の参考書籍のつもりで買ったのだが
内容は中学生の作文級。
俺が生まれてこのかた読んできた全ての書籍において
間違いなくワーストワンの一作。

この人がプロ作家の看板を下げてられるのは別の意味で凄い。
ベビーシッター・ギン! 6巻 大和和紀 講談社 390円 オカマ版メアリー・ポピンズ物語。
しかし、大和和紀もけっこうな年齢だと思うのだが
いっこうに筆力が衰えず、常に水準以上で
面白い話を書きつづけているのは凄い。
トライガン・マキシマム 8巻 内藤泰弘 少年画報社 495円 なんか前の巻からえらい間があいた印象が。
しばらく読み進めるまで、どんな展開だったか
ころっと忘れてました。
あなたをつくります フィリップ・K・ディック 創元SF文庫 920円 陰鬱な物語ばかりを紡ぐSF作家(でも好きなのだが)
フィリップ・K・ディックの数多い著作の中でも
飛び抜けて暗い一冊。
心が弱ってる時に読むと、多分心身症になります。危険。
POWDER
 2002 vol.9
−− 竢o版社 1,143円 唯一、創刊号から購読&保存している
パウダー滑走の専門誌。1シーズンかけてゆっくりと読了。

この雑誌に俺が望むことはただひとつ。
「ちゃんと来年も出してくれ」
頼んだよ、AZUSA。
日経NETWORK
 2003年4月号
−− 日経BP社 1,200円 年度変わりで紙面刷新。
なんか簡単な内容になったかなあ、とか
思ったりもするけど、判った気になってる
技術の復習にちょうど良いのかも。

どーせ正確には判ってないのだろうし。
琥珀のひとみ ジョーン・D・ヴィンジ 創元SF文庫 840円 ヒューゴー賞を受賞した女流作家の短編集。
それぞれの作品の巻末にある、作者自身の手による
「あとがき」にも同様の内容が記されていましたが、
俺も、一番最後に収録されていた
「錫の兵隊」というお話がいっとう好みです。
月の影 影の海(上・下)
十二国記
小野不由美 講談社X文庫
ホワイトハート
各530円 かねてより、書店で見かける度に読みたいと思っていた物語。
作者の小野不由美にはまったく申し訳ないことに、
山田章博の絵に惹かれていたのですが。

しかし。
長いこと本読みを続けていると、稀に、本当にごく稀に
こういう物語と出会うことがある。
小野不由美の小説は、すでに「東亰異聞」を読んだことがあるため
面白い作家だなあ、とは思っていたのだが・・

この尋常ならざる硬質にして稀有壮大な世界を持つ物語の前では
凡百の「異世界冒険譚」はことごとくその色を失ってしまう。
ファンタジー小説にありがちなご都合主義と安直さを
ひとかけらも持たないこの物語の筆致は、あたかもニガヨモギの汁で
書かれたかの如し。
読者の甘っちょろい予想を軽やかに裏切って、予定調和は成されず、
主人公の陽子とともに、読者は物語に没入するに従って
すべての虚飾を剥ぎ取られ、絶望の淵に追いやられることになる。

しかし、物語はそこでは終わらない。
艱難辛苦を経たあとに、パンドラの厘の逸話のように
最後の最後に提示される『希望』の
なんと甘美なことよ!!

そこまで来た時、はじめて読者は
己が小野不由美という釈迦の掌の上で自在に感情を操られていた
一匹の猿であることに気がつくのだ。

これぞ文才、ストーリーテリングの妙と言うものである。

この小説、人生経験をろくろく積んでいない
餓鬼に読ませるにはあまりにももったいない。

こういう小説と数多く巡り合いたいが故に、
俺は本を読み続けているのです。
アフタヌーン 5月号 −− 講談社 580円 ミギーのフィギュア(海洋堂謹製)に
思わず惹かれて購入。(笑)
講談社の抱える作家層の厚さはやっぱ凄い。
彼方から 14巻 ひかわきょうこ 白泉社
花とゆめコミックス
390円 隔月ペースでのゆったりした連載で進んだ
異世界冒険譚もこれにて大団円。

柔らかいが骨太な世界観を持つ物語。
終わってしまうのが惜しいと読者に思わせる余韻を持っている。
こういう余韻を持つ物語は、少年誌では
まずお目にかからないんだよね。残念ながら。
ロマンスは剣の輝きII
恋する幽霊船
小形聖史 角川スニーカー文庫 533円
(だが頂きもののため無料)
仕事のお付き合い先から頂いた見本を電車の中で読了。
良くできた肩のこらないヤングアダルト向けノベル。
前作も頂いた際に読んでいるのだが、前作と比べて
確実に全体構成力が上がってきていることに気がついた。
書きつづける事が上達すること、という実例。

今回のも売れるといいですね。
奇妙な論理II
なぜニセ科学に惹かれるのか
マーティン・ガードナー ハヤカワ文庫 720円 下で紹介済みの「トンデモ」解説における古典中の古典の続刊。
(というか、もともと原著は1冊だったものを分冊したものですが)
上下刊読んで思ったこととして、「この手のネタはアップ・トゥ・デイトじゃないと
あんまし面白くない」と言うこと。

日本に「と学会」があって本当に良かった。
黄色い本 高野文子 講談社 800円 「絶対安全剃刀」以来の年季の入ったファンとしては
買わないわけにはいかない最新刊。

高野文子のフィルターを通すと、世界はたちまち
常にどこかが歪んだ、妙に居心地の悪い空間になる。
「るきさん」以降、より日常の描写に重点を置いてはいるものの
高野文子により切り取られ、紙面に再構成された日常の断片は、
常人とは全く異なった角度からのものばかり。

まぎれもなく、これが「才能」というものである。ただただ驚愕。
映画秘宝 41号 −− 洋泉社 1,000円 今号も「これは!」という記事は特になし。
いや、普通には読めてんですけどね。
屈辱er 大河原上 1巻 坂本タクマ 新潮社 743円 コミックバンチに連載中の屈辱系ギャグマンガ。
家の近所で手に入らないので、こんな漫画を
インターネットショッピングで注文してしまった屈辱。
外見だけで
人を判断する技術 実戦編
渋谷昌三 PHP文庫 495円 言語以外の手つき、目つき、髪型などなどの
ボディランゲージの持つ意味を実践的に解説した続刊。
中には「それってどうよ?」と思う解説もないではないが
いずれにせよ、知識として知っておいて損はしないと思われ。

完全にコントロールできたら、よろず交渉ごと之危うからず。
「プロの嘘つき」だという話もあるが。
外見だけで
人を判断する技術
渋谷昌三 PHP文庫 514円 空港のキヨスクで見つけて、面白そうなタイトルだったので
二冊まとめて購入。
皮肉な題名とはウラハラに、内容は人間が無意識に行ってしまう
ノン・バーバル・コミュニケーションの持つ意味を解説した真面目な本。

なにせワタクシ、人を見る目がないことには
自信がありますので(持つなそんなもん)
こういう知識は必要なのです。いやホント。
奇妙な論理I
だまされやすさの研究
マーティン・ガードナー ハヤカワ文庫 720円 「トンデモ」解説における古典中の古典。
あまりに古典すぎて文中で取り扱っているネタが
1950年代当時のものと、ちと古すぎる点が問題。
超少女明日香 学校編 2巻 和田慎二 メディアファクトリー 552円 息の長あぁぁぁいシリーズだねえ、これも。
ヒゲクマさんも、活躍の舞台を青年誌に移したからか
なんかハジケた印象を受ける。
沼先生は出るわ、ムウ=ミサは出るわ、
作品世界がかなり手塚化しているような気が。面白いからいいか。
クロ號 5巻 杉作 講談社 533円 良き哉。
映画秘宝 40号 −− 洋泉社 1,000円 今号一番ヒットした記事は、もちろん
「物体X」ですともさ。ええ、当然です当然。(断言)
救世の使者
<スペルシンガー・サーガ2>
アラン・D・フォスター ハヤカワ文庫 620円 まったく面白くない、という訳ではないんだが
やはり冗長で散漫な印象は否めない。
行き当たりばったりに物語を紡いだ印象をどうしても受ける。
エロイカより愛をこめて 28巻 青池保子 秋田書店 390円 少女漫画界の「ゴルゴ13」もなんのかんので遂に28巻目。
こうまで女性が全く登場せず、かつおっさん密度の高い漫画が
女性読者から高く支持されている不思議。
しばわんこの和のこころ2
−四季の喜び−
川浦良枝 白泉社 1,350円 ラヴ。
日経NETWORK
 2003年3月号
−− 日経BP社 1,200円 今月号は全体的に駄目モード。
いまさらP2Pソフト解説されてもねえ。
アホでマヌケなアメリカ白人 マイケル・ムーア 柏書房 1,600円 なぜ、ブッシュ大統領があれほどまでにイラク攻撃にこだわるのかの
根本的な理由を、読みやすい文章で面白おかしく、かつ懇切丁寧に解説した本。
マイケル・ムーアが筋金入りの(洒落の効いた)アナキストだということを
差し引いて考えても、この本の内容は実は戦慄すべきものである。
ベストセラーになったのもむべなるかな。よっく自分の頭で考えよう。

良書。必読。
嘘つき男と泣き虫女 アラン・ピーズ&
バーバラ・ピーズ
主婦の友社 1,600円 前作同様に、そこそこ面白い内容なのだが
基本的には、えんえん同じことを繰り返して述べてるだけかも、この本。
アメリカ白人以外の民族にはそぐわない内容も多々。
スペルシンガー
<スペルシンガー・サーガ1>
アラン・D・フォスター ハヤカワ文庫 700円 積読だった本を消化。
等身大の動物が生きる世界に召還された大学生が主人公のお気楽ファンタジー。
そこそこ本の厚さがある割に、物語が動き出すのが
半ばを過ぎてからなので、最初のうちはちょっと退屈。
主人公も米国の大学生にしちゃちょっと子供っぽすぎ。高校生みたい。
魁!! クロマティ高校 6巻 野中英次 講談社 390円 相変わらずワケわからん。(誉め言葉)
それにしても困ったのが、野中英次のせいで
池上遼一の絵までも最近オカシク見えること。どーしてくれるのだ。
プラネテス 3巻 幸村誠 講談社 648円 (・∀・) イイ!
映画秘宝 39号 −− 洋泉社 1,000円 毎年恒例のベスト・ワーストを決める企画の
「この映画を見ろ!」が一番の見所、なれど
今年はベスト・トホホともにちと順当すぎる結果に。
知って得する
個人事業主のための確定申告
平成15年度版
−− 自由国民社 1,200円 一応買ってはみたものの
役に立ったような立たないような・・。
なんとも微妙。
日経NETWORK
 2003年2月号
−− 日経BP社 1,200円 特集記事の挿絵が面白すぎ。
なんで仮名手本忠臣蔵やねん。ナイスセンス。

もうひとつの特集はかなりイマイチ。
シャドウランド(上・下) ピーター・ストラウブ 創元推理文庫 各830円 青春小説とも幻想文学ともとれる奇妙な小説。
題材とかはそれなりに魅力的だし、そこそこに面白いのだが
過去と現在と現実と虚構がぐたぐたに入り混じるので
読んでてちょっと疲れるかも。
ロボコンマガジン No,25 −− オーム社 838円 かねてより興味があった、自作ロボットの専門雑誌。
たぶん内容はさっぱりわからないだろう、と思ってはいたが
あまりにも予想通りの結果に終わりました。
とりあえず、入門書から始めないとだめかにゃあ。
天の鷹 谷口ジロー 双葉社 1,143円 壮絶な画力と希代のストーリーテリング能力を持つ
超一級の劇画家、谷口ジローの最新作。
二人の会津藩士がインディアンの戦士として生きる、という
イースト・ミーツ・ウエストな物語。
文句なしに面白い。もっと評価されて(売れて)然るべき作家。
プラネテス 2巻 幸村誠 講談社 648円 下記で紹介した漫画の続刊。ますます面白い。
1巻目よりも、さらに作品としてこなれた感じを受ける。
マクロな存在とミクロな存在が縦横に織り成す物語から
この先も目が離せそうにない。

・・しかし、こういう内容の作品が漫画やアニメからしか
生まれてこないことに関して、日本の映像関係者は
なんとも思わんのかね。
DOS/V POWER REPORT
 2003年2月号
−− インプレス 980円 最近、マシンの非力さを感じるようになったので
久しぶりに購入。マザーボードとCPUを入れ替えようか検討中。
しかし、小川さんってまだ編集人なのかなあ。
奥付で名前を発見できなかったんだけど。お元気でしょうか。
これ見たらご連絡ください小川さん。(見ないとは思うが)
プラネテス 1巻 幸村誠 講談社 648円 時々「モーニング」に載っている、近未来のコスモノーツたちの物語。
ちょっと星野之宣ライクな題材かな、と思う点もあるが
漫画としてのストーリーテリング技術は一級品。
日経NETWORK
 2003年1月号
−− 日経BP社 1,200円 未来技術の予測記事はかなり面白かった。
しかし、インターネットの歴史をひも解く記事に
「懐かしさ」を感じるとはねえ・・ちょっと感無量。
映画秘宝 38号 −− 洋泉社 950円 今号はイマイチ、俺の琴線に触れる特集はありませんでした。
「ラブひな」 1〜14巻 赤松健 講談社 各200円〜250円(中古店で購入) 仕事の参考用に購入。良くできた若年層男子の願望充足型ラブコメ。
しかし、去年のはじめで連載が終わってたとは知らなんだ。
やっぱ少年漫画誌くらいは、ネタ拾いのために定期的に目を通しておかなきゃなあ。
NALU No.23 −− 竢o版社 1,200円 毎号必ず買っている、ロングサーフボーディングの専門誌。
とは言え、去年は一度も波乗りに行ってないという体たらく。
いくら知識を仕入れても、多分もう立てないんだろうなあ。とほほ。
<マジカルランド>
魔法の地図はいわくつき!
ロバート・アスプリン ハヤカワ文庫 660円 前作からえらい刊行期間が開いた、シリーズもののコミカルファンタジー。
作者自身が「まえがき」で述べているように、前作から7年も間が開くと
さすがにいつもの軽快さは感じられない。なんか生煮えな感じ。
<トラ猫ミセス・マーフィー>
森で昼寝する猫
リタ・メイ・ブラウン
スニーキー・パイ・ブラウン
ハヤカワ文庫 800円 犬と猫が主役の連作推理もの。好きなシリーズなのだが
今回は登場人物が多く、おまけに呼称が一人につき3種類も4種類もあり
始終「登場人物紹介」を確認する羽目に。
この点は、今後訳者に改善を望む。
錬金術師の魔砲(上・下) J・グレゴリイ・キイス ハヤカワ文庫 各720円 タイトルに思わず惹かれて買った、パラレルワールド的世界観を持つ
SFとファンタシィの中間的な内容の小説。
今年読んだ小説の中では群を抜いて面白い。
四部作の最初、との事なので、続刊に大いに期待。
映画秘宝 37号 −− 洋泉社 950円 今号に載っていた、イーストウッドの記事はいろいろ参考になった。
日経NETWORK
 2002年12月号
−− 日経BP社 1,200円 定期購読の雑誌。携帯メールの記事とデータ圧縮技術の記事が勉強になった。
墨絵年賀状素材集2003年版 −− 技術評論社 1,780円 中国の墨絵作家複数の手による年賀状の素材データ集。上手に使えば一生使えそう。
小顔・小アゴ・プルプル唇
「私が、答えます」2 
竹内久美子 文藝春秋 1,286円 動物行動学の博士過程を経た筆者の手による、動物としての人間行動のあれやこれや。
最初はいいのだが、後半尻すぼみの印象。ネタ切れか。
牝らいおんと豹
−女の動物園−
吉行淳之介 角川文庫 100円(中古店で購入) 酒場のモテ自慢をそのまま小説にしたみたいなしまりのない話。
登場する男が全員女出入りがだらしない、という点で俺は感情移入できない。
邪教の神 高木彬光 角川文庫 100円(中古店で購入) 名探偵、神津恭介の活躍するシリーズものの一作。
時代背景のせいばかりではないと思うが、今読むと非常に古臭い。
主人公は「柳沢教授」の若い頃、登場人物は「摩利と伸吾」みたいな感じ。
猫だって夢を見る 丸谷才一 文春文庫 100円(中古店で購入) 旧仮名遣いの美しい丸谷翁のエッセイ集。博覧強記を誇る方なのだが
時にネタ的に喰い足りなさ、ツッコミ不足を感じる点も。
猫を数えて 阿刀田高 講談社文庫 100円(中古店で購入) ごく普通の、市井に生きる男女の恋愛模様を描いた連作短編集。
古臭い感じを受けないのは、筆力のなせる技か。
最後まであきらめない債権回収 竹原茂雄 アスカ出版社 1,500円 必要に迫られて購入。それなりに勉強にはなった。
入門の経営
倒産のしくみ
末松義章 日本実業出版社 1,500円 必要に迫られて購入。ただし俺が倒産するわけではない。
売れるコンテンツ<情報>とは何か! 飯島和男 青春出版社 1,200円 なんとなく興味を持ったので購入。内容は通りいっぺんのモノではあるが
ドッグイヤー・キャットイヤーが当然のネット業界のコンテンツに関して
記した本のわりには、内容が古ぼけていない点は高評価。
1973年のピンボール 村上春樹 講談社文庫 371円 人気があるのは重々知っているが、やはりこの人の文章は俺には合わないかも。
波にたゆたうクラゲのような感じ。

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