The Art of STEPHEN KING

「ザ・スタンド」への長い道

 日本国中のスティーヴン・キング・ファンを20年以上も待たせていた「ザ・スタンド」の日本語版が、いよいよ西暦2000年を記念して、文藝春秋社より刊行される運びとなった。
 ここでは、「ザ・スタンド」の日本語版の出版までの長い道のりを数々の逸話・噂を含めて紹介することとしたい。
 果たして「ザ・スタンド」は、本当に20世紀の末尾を飾るのか、はたまた21世紀を牽引していくのか、その辺についても随時見守って行きたいと考えている。

 また、当「スティーヴン・キング研究序説」では、「ザ・スタンド」に関する情報・噂を絶賛募集しております。何か情報をお持ちの方、または噂を聞いた方は、迷わずtkr@mb.infoweb.ne.jpまで、ご連絡願います。





1969/**/**  「ザ・スタンド」("The Stand")の前身である短編「波が砕ける夜の海辺で」("Night Surf")「ウブリス」誌1969年春号に掲載される。 「ウブリス」誌とは、メイン州立大学オロノ校の学内文芸誌。

1974/08/**  「ザ・スタンド」("The Stand")の前身である短編「波が砕ける夜の海辺で」("Night Surf")の改訂版が「キャバリエ」誌に掲載される。

1978/**/**  「ザ・スタンド」("The Stand")の前身である短編「波が砕ける夜の海辺で」("Night Surf")の改訂版が短編集「深夜勤務」("Night Shift")に掲載される。

1978/12/**  「ザ・スタンド」("The Stand")がダブルディ社("Doubleday and Company,Inc.")からハードカバーの体裁で刊行される。本書は新人作家の4作目の長編としてはあまりにも長大であったため、リスクを恐れた出版社サイドの一方的な要請により、15万語程削除された状態で出版された。 この後、キングは出版元をダブルディ社("Doubleday and Company,Inc.")からヴァイキング社("Viking Press")へ移す。初版は7万部。

1980/01/**  「ザ・スタンド」("The Stand")がペーパーバックの体裁でニュー・アメリカン・ライブラリー社("New American Library,Signet")から刊行される。

1990/05/**  「ザ・スタンド(完全改訂版)」("The Stand:The Complete and Uncut Edition")がダブルディ社("Doubleday and Company,Inc.")からハードカバーの体裁で刊行される。本書は1978年に削除された15万語を復元し、年代を1990年代に再設定し、テクノロジー用語や商品名などの変更も行っている。 本書には「クリープショー」("Creepshow")「マーティ」("Cycle of the Werewolf")のコミック及びイラストを描いたバーニ・ライトスンのイラストが12点挿入されている。これはキングの個人的な依頼で実現したもので、画料はキング本人が個人的に負担している。初版は40万部。

1991/05/**  「ザ・スタンド(完全改訂版)」("The Stand:The Complete and Uncut Edition")がペーパーバックの体裁でニュー・アメリカン・ライブラリー社("New American Library,Signet")から刊行される。

1991/06/30  白夜書房刊「増補改訂新装版 コンブリート スティーヴン・キング」("COMPLETE STEPHEN KING")に掲載された深町眞理子氏の作家論「タビサ・キングの人と作品」の中で深町眞理子氏は、 タビサ・キングの作品について『どの作品にも忘れられない人物、忘れられない場面があふれていて、思い出すたびに、よし、あそこはこう訳してやろう、などと腕を撫す始末(そのわりには、邦訳の出るのが遅くてスミマセン。なんせ、ご亭主のほうの"The Stand"完全版もあるしなあ)。』と語っている。

1993/02/**  テレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")の撮影が、ソールトレイク、ニューヨーク、ラスヴェガスで行われた。撮影期間は役半年。

1994/05/**  ローレル・エンターテインメント・プロダクションズ作品、ミック・ギャリス監督の全4回、480分のテレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")がABCテレビで放映される。出演はゲイリー・シニーズ、アダム・ストローク、ルビー・ディ、ジェイミー・シェリダン、モリー・リングウォルド、ロブ・ロウ、エド・ハリス他。

1994/**/**  「ザ・スタンド(完全改訂版)」("The Stand:The Complete and Uncut Edition")がテレビ・ムービーのタイアップ版ペーパーバックの体裁でニュー・アメリカン・ライブラリー社("New American Library,Signet")から刊行される。

1994/10/07  テレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")のビデオソフト日本語字幕版「スティーブン・キング ザ・スタンド(前編・後編)」がワーナーから発売される。日本語版字幕翻訳は前編が荒木小織、後編が桜井裕子。定価:9,000円(情報提供:TAJ氏)

1994/10/25  テレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")のLDソフト日本語字幕版「スティーブン・キング ザ・スタンド」がワーナーから発売される。定価:14,000円。

1996/05/10  テレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")が、NHK BS2にて全4回シリーズで放映される。放映タイトルは「スティーヴン・キングのザ・スタンド」、ニか国語放送。 それぞれのサブタイトルと放映日は、第1回「疫病」(1996/05/10)、第2回「夢」(1996/05/17)、第3回「裏切り」(1996/05/24)、第4回「対決」(1996/05/31)。(情報提供:TAJ氏)

1996/12/01  文藝春秋刊「必携スティーヴン・キング読本 恐怖の旅路」("The Stephen King Companion")には、「ザ・スタンド 完全改訂版」については『深町眞理子訳 文藝春秋刊行予定』という表記があった。気の早いキング・ファンは『秋刊行予定』と読み間違えていた。

1998/04/**  深町眞理子著、飛鳥新社刊「翻訳者の仕事部屋」(初版:1999/12/01)に掲載されている1998年4月初出のエッセイの中に『(「ザ・スタンドは」)1153ページ中、277ページで中断中です。』『今年中にはなんとかしたい』という表記がある。 これを読んだ過激なキング・ファンによる、深町眞理子氏に脅迫状を送るぞ。とか、白石朗氏に翻訳を代れ。とか、文藝春秋は新潮社に権利を売れ。とかいう冗談がインターネット上に飛び交った。

1999/04/12  テレビ・ミニ・シリーズ「スティーヴン・キングのザ・スタンド」("The Stand")が、NHK 総合にて全4回シリーズ、4夜連続で再放映される。 それぞれのサブタイトルと放映日は、第1回「疫病」(1999/04/12)、第2回「夢」(1999/04/13)、第3回「裏切り」(1999/4/14)、第4回「対決」(1999/04/15)。(情報提供:TAJ氏)

1998/07/14  テレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")のアメリカ、カナダ向けビデオソフト「スティーヴン・キング ザ・スタンド」("Stephen King's The Stand")が発売(再販)された。VHS2本組。本編は366分。

1999/10/26  テレビ・ミニ・シリーズ「ザ・スタンド」("The Stand")のアメリカ、カナダ向けDVDソフト「スティーヴン・キング ザ・スタンド」("Stephen King's The Stand:Special Edition")がキング、ギャリス、キャスト等のコメント、メイキング映像、ストーリーボード等の特典映像付きで発売(再販)された。リージョン・コードは1。本編は366分。

2000/05/18  キングやクーンツ、マキャモン、宮部みゆき、小野不由美等々のカバーイラストを手掛けているイラストレイター藤田新策氏から、『現在「ザ・スタンド(完全改訂版)」上巻の2段組み700ページを超えるゲラ原稿を、喫茶店に缶詰になって読まされている。下巻のゲラはまだあがっていない。恐らく2000年夏には出ないでしょう。』という情報をいただいた。

2000/05/24  藤田新策氏から『「ザ・スタンド(完全改訂版)」の出版は、上巻が2000年11月、下巻が2000年12月らしい。』という情報をいただいた。

2000/05/25  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド(完全改訂版)」の出版は契約上の問題もあり、年内には出版したい。恐らく厚い本になるので、とんでもない価格になりそう。また、文藝春秋初の試みとして「ザ・スタンド」のホームページの公開を予定している。』という情報をいただいた。

2000/05/31  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド(完全改訂版)」の正式名称は「ザ・スタンド」になる予定である。』という情報をいただいた。

2000/05/31  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド」の表紙カバーの挿画は藤田新策氏が担当し、更に、本編中の10点以上の挿絵も藤田新策氏が担当する。』という情報をいただいた。 当初は、オリジナル版通りバーニ・ライトスンの濃いイラストを入れる予定でしたが、藤田氏の「これ、へんだよ。俺、描くから」という一言で、「ザ・スタンド」は、新作イラスト10数点入りの豪華な本になることが決定したそうです。

2000/06/02  文藝春秋の方から依頼を受け、「ザ・スタンド」の邦題に関するアンケートをgo_mad氏が管理しているスティーヴン・キングファンのためのメーリングリストKING OF HORRORにて実施した。 go_mad氏はHighToned Son of a Bitch!を主催している。

2000/06/02  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド」の本編中のイラストはモノクロ、テーマは「ゴージャス」である。』という情報をいただいた。本編中のイラストはカラーで、というお話しもあったそうですが、コストの関係でモノクロに落ち着いたそうです。

2000/06/06  藤田新策氏から「ザ・スタンド」上巻のカバーイラストのアイディアをお伺いしました。しかし、残念ながら現在のところ、ここでは公開できません。皆さんごめんなさい。超遠回りの戦略的ヒントとしては、文藝春秋社刊「いかしたバンドのいる街で ナイトメアズ&ドリームスケープスT」("NIGHTMARES & DREAMSCAPES")という感じでしょうか。

2000/06/16  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド」の下巻のワープロ原稿が入りはじめた。』という情報をいただいた。このワープロ原稿は翻訳者の深町眞理子氏の手によるものだそうです。

2000/06/20  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド」の発刊にあわせて、何らかのプレゼントが実施されるかも知れない。』という情報をいただいた。プレゼントの案は何通りか、お伺いしました。しかし、残念ながら現在のところ、ここでは公開できません。皆さんごめんなさい。

2000/06/22  文藝春秋の方から『「ザ・スタンド」の発刊にあわせて、挿画を担当する藤田新策氏関係のイベントを企画している。』という情報をいただいた。しかし、残念ながら現在のところ、ここでは公開できません。皆さんごめんなさい。

2000/06/26  藤田新策氏から『「ザ・スタンド」下巻の原稿が100枚程入ってきた。』という情報をいただいた。この下巻の原稿は、文藝春秋の方から伺ったワープロによる原稿で、以前ご紹介した上巻のゲラ原稿のような2段組みの状態ではないようです。藤田氏は『「ザ・スタンド」は、本当に今世紀中に出るのか不安である。』とコメントしています。

2000/06/26  藤田新策氏に、文藝春秋の方からいただいた『「ザ・スタンド」の発刊にあわせて、挿画を担当する藤田新策氏関係のイベントを企画している。』という情報の裏付けをいただいた。現在、そのイベント用の会場を探しているようです。

2000/09/19  文藝春秋の方から、「ザ・スタンド」の発売予定日の情報をいただいた。曰く、『上巻は11月16日、下巻は12月14日』ということである。因みにこの日程の信頼性は、「かなり確実な予定」ということであるらしい。
 なお、「ザ・スタンド」は、先日、翻訳者である深町眞理子氏のワープロの故障というアクシデントに見舞われたらしい。

2000/10/07  オンライン書店bk1の方から、「ザ・スタンド」予約開始の情報をいただいた。
 bk1で公開された詳細情報は、

 「ザ・スタンド(上)」
  著者:スティーヴン・キング
  出版社:文芸春秋
  ISBN4-16-319390-1
  発売日:2000年11月16日
  本体予定価格:3,000円

 「ザ・スタンド(下)」
  著者:スティーヴン・キング
  出版社:文芸春秋
  ISBN4-16-319391-?
  発売日:2000年12月中旬
  本体予定価格:3,000円

 内容説明:秘密軍事基地から洩れた致死率99%の超悪性感冒で全米は瞬く間に死の国と化した―。恐怖の黙示録。

 独占先行予約かどうかは、現在のところ不明である。
 オンライン書店bk1

2000/10/07  オンライン書店bk1の方から、「ザ・スタンド」予約開始の続報をいただいた。
 今回の先行予約は、オンライン書店bk1の独占先行予約では無いようです。
 また、オンライン書店bk1の予約コーナーでの紹介文をご紹介します。

 〜「シャイニング」「ミザリー」「グリーン・マイル」をも超える大傑作!今世紀最後にして今年最高の話題作ついに登場〜

あらすじ
 世界は終末のときを迎えていた。致死率99%という超悪性のインフルエンザ、スーパーフルーの流行によりほとんどの人が死に絶えてしまったのだ。しかし、妊娠中の少女に聾唖の青年、売れない歌手……生き残った者もいるにはいた。
 生者を求めて旅をつづけるそんな人々がうなされる毎夜の夢、それはネブラスカのトウモロコシ畑でギターを引く黒人の老女の夢だった。夢の不思議な力に導かれ、老女のもとをめざす人々に忍び寄る黒い影。実は闇の男もこの絶好の機会に世界を征服せんと狙っていたのであった。ついに正体を現わした「光」と「闇」、「善」と「悪」の戦いの行方は……?
 キングの最高傑作と評する人も少なくない、キング文学の金字塔ともいうべきファン待望の作品がついに日本語版で登場、20世紀の最後を飾るにふさわしい、あらゆるジャンルを包括した超大作。

【編集者から】
日本の読書好きのみなさん、大変お待たせいたしました。ついに、ついにスティーヴン・キングの「ザ・スタンド」が日本で刊行されることとなりました。本国ではあまりの反響に削られていた部分を復活させた「完全無削除版」なるものまで発行された大傑作(今回出版されるものもこの完全版です)、 キングが持てるすべてのストーリーテリングの才をつぎこんだかに思える作品です。ボリュームに負けず、ぜひお手をとって見てください。損はさせません。

 どうです。皆さん。だんだんと盛り上がってきたではありませんか。

2000/10/14  「ザ・スタンド」の先行予約が、オンライン書店bol.comで開始された。
 今回紹介する、bol.comは、「ライディング・ザ・ブレット」の独占先行販売を行ったオンライン書店でもあります。
 bol.comのキャンペーンは、『予約受付開始・配送料無料!!「ザ・スタンド」限定キャンペーン』というもので、コピーは、『今世紀最後にして今年最後のキングの長編話題作ついに登場!! 』である。
 なお、bol.comで、「ザ・スタンド」を予約すると、『予約特典』が付くそうです。
 因みに、文藝春秋の方のお話しによると、各オンライン書店での先行予約にも『おまけ』が予定されているようです。その『おまけ』が同一のものであるかどうかは、現在のところ不明。

2000/10/14  オンライン書店bk1「ザ・スタンド」の予約特典は『オリジナルマウスパット(提供:文芸春秋)』である。という情報が、オンライン書店bk1で公開された。
 マウスパッド画像

2000/10/17  文藝春秋の方から、「ザ・スタンド」上下巻を購入した読者の方々の中から抽選で500名に「藤田新策特製ポストカード」が当たるキャンペーンが実施される予定である。という情報をいただいた。

2000/10/18  「ザ・スタンド」「藤田新策特製ポストカード」のプレゼント・キャンペーンの続報を、文藝春秋の方から、いただいた。
 ポストカードの内容は、藤田新策氏が現在までに担当した表紙の中から、自ら選択した5点をポストカードにする模様。
 10月18日現在の「ザ・スタンド」は、「上巻校了直前」という状況である模様。
 なお、上巻は、約800ページ。「読んでも読んでも終わらない本」だそうである。

2000/10/22  「ザ・スタンド(上)」の表紙画像が、オンライン書店bk1のトップページで公開された。また同時に、立ち読みコーナーも新設された。
 また、オンライン書店bol.comでも、「ザ・スタンド(上)」本文抜粋が公開された。
 6月6日に、藤田新策氏からいただいた情報によると、「ザ・スタンド(上)」の表紙画像は、(以下ネタバレ情報です。ドラッグすると読めます。)『夢の中でブルースをうたう108才の老女』で、 戦略的イメージは、『キングファンの方は「あれっこれがスタンド」という第一印象を受けられるでしょうが、300ページ位から「ア もしかして」と思いはじめ、上巻のオワリで「ア これだったのか」に落ち着くという、こんな戦略で一応文藝春秋の担当者さんとは話しています。』とのことです。上巻を読み終わった後は、必ず忘れずに表紙を確認しましょうね。
 藤田新策氏のオススメの読書環境としては、『コーンスープを飲んだり、バーボンを飲んだりしながら、古〜い黒人ブルースとか聞きながら読ん頂くという事だったんです。そう、ブランコとかハンモックなんかに揺られながらだともっといいでしょう。ほんとは夏に北海道の玉蜀黍畑のまん中で読んでもらうのがベストなんですが。』ということです。
 本当に、盛り上がってまいりました。待ちきれない方は、是非立ち読みコーナーか、 本文抜粋へ。

2000/10/24  私事ですが、「ザ・スタンド」の先行予約を実施しているオンライン書店bk1「ザ・スタンド」 立ち読みコーナーから、当「スティーヴン・キング研究序説」へのリンクがはられました。

2000/10/25  「ザ・スタンド」の上下巻購入者向け抽選プレゼントの「藤田新策特製ポストカード」ですが、25日現在、「ザ・スタンド」のポストカードは確定。他の4点は現在検討中。という情報を藤田新策氏からいただいた。
 因みに、文藝春秋から出版されたスティーヴン・キングの書籍のうち、藤田新策氏が表紙を担当した作品は次の通り。
「ペット・セマタリー」(上下巻の2種)
「IT」(1〜4の4種)
「ミザリー」
「トミーノッカーズ」(上下巻の2種)
「ダークハーフ」
「ランゴリアーズ」
「図書館警察」
「ニードフル・シングス」(上下巻の2種 但し、繋がっている)
「ジェラルドのゲーム」
「ドロレス・クレイボーン」
「いかしたバンドのいる街で」
「ヘッド・ダウン」

2000/10/25  当初予定されていた、「ザ・スタンド」の本編中の挿し絵が見送りになった。という情報を、10月25日にいただいた。非常に残念である。

2000/10/26  「ザ・スタンド」の先行予約を実施しているオンライン書店bol.comで、「ザ・スタンド(上)」の表紙画像が公開されました。今回公開された画像は、「帯なし」の画像です。

2000/10/26  「ザ・スタンド」の先行予約が、オンライン書店jbookで開始された。(のを本日10月26日、発見した。)
 予約特典は、「文藝春秋特製マウスパッド」

2000/10/26  10月25日、文藝春秋の「2000年11月の新刊書籍」が公開された。この新刊案内によると、

「ザ・スタンド(上)」
スティーヴン・キング(800頁 本体予価4000円 18日発売)
秘密軍事基地から洩れた致死率99%の超悪性感冒で、全米は瞬く間に死の国と化した──最高のストーリーテラーが描く恐怖の黙示録

とのことである。
因みに、現在先行予約中の各オンライン書店では、11月16日発売、本体予価3,000円となっている。
 文藝春秋の方によると、これは誤り。ということで、早速訂正の手続きが取られました。因みに、4,000円というのは、以前の予価。ということであるらしい。一説によると、5,000円という案もあったらしい。

2000/10/27  11月10日前後にオープンを予定している文藝春秋のキング・コーナーでは「ザ・スタンド(上)」の出版にあわせて、「特製ポストカード」のプレゼント・キャンペーンを実施する模様。
 当初の予定では、「ザ・スタンド」校正時のゲラのプレゼントも企画されていた模様です。

2000/10/27  藤田新策氏から、現在製作中の「ザ・スタンド(下)」の表紙のコンセプトを伺った。がしかし、現在のところ、ここで公開することはできません。皆さんごめんなさい。
 "black bird sing in dead of night"

2000/11/01  文藝春秋の方から、来週後半(11月9日か10日かな?)に、「ザ・スタンド」上巻の見本が出来上がる。という情報をいただいた。
 いやあ、本当に出てしまいますよ。「ザ・スタンド」が。

2000/11/01  オンライン書店の最大手Amazon.co.jpが本日11月1日オープンした。同時に、「ザ・スタンド」の先行予約が開始された。発売日は11月18日になっている。
 Amazon.co.jpの紹介文を紹介します。

 日本語版が待望されながら、刊行までにこれほど時間がかかった作品も珍しい。最初の作品がアメリカで発表されたのは1969年のこと。 その後、何回かの改定を経て、1978年に米ダブルディ社から刊行されたが、この時点で「あまりにも長くて、新人の小説としては高くなりすぎる」という出版社側の意向で、 キング自身の手で大幅に削除されることになる。その12年後の1990年に同社から、削除した部分を追加した「完全版」が発売された。その後、テレビドラマ化され、 日本でも放映されたので、テレビかビデオで見た日本のファンもいるかもしれない。その『ザ・スタンド』の完全無削除版が、2000年秋、ついに日本で発売されることになった。
 舞台はアメリカ全土。超悪性のウィルスにより、死者が続出する。このウィルス、死亡率が99%というだけでなく、空気を通して、ごく短時間で感染するのだ。 ちょっと風邪ぎみかなと咳き込んだその日のうちに死に至る者も少なくなく、全米でほとんどの人が死に絶えてしまう。しかし、なかには感染者や死者と接しているにも関わらず、 生き残る者もいた…。
 完全無削除版というだけあって、そのボリュームは半端ではない。上下巻に分かれてはいるものの、上巻だけでも約800ページもある。それでいながら、 ぎっしり詰まった膨大な量の言葉が紡ぎ出すキングの世界に、読む手を休めることができない。日常的な場面からいつの間にか非日常的な世界へ引き込まれていく、 そんなキングの手法が本作品でも生きていて、「なぜ?」の答えを知りたいがために次々とページをめくってしまう。ウィルスに感染する状態を「感染」という言葉を使わないで状況描写で表現してしまうところがキングの筆力なのだろう。 周囲で「ごほっ」と咳の音がするだけで恐怖が押しよせてくる。どこまで読んだら、答えに気づくか。それはキングが読者に突きつける挑戦かもしれない。 一気に上巻を読んでしまうと、下巻に手を出さずにはいられなくなる。(つちだみき)

2000/11/06  オンライン書店bk1では、「ザ・スタンド」の予約者を対象とした「東雅夫監修のメルマガ増刊号<『ザ・スタンド』SPECIAL ISSUE>」を配信する模様。
 東雅夫氏は、幻想文学企画室代表。『幻想文学』『ホラーウェイヴ』編集長、ホラー評論家、アンソロジスト。〈怪談之怪〉発起人。日本文芸家協会会員。という数々の肩書を持ち、bk1のホラーサイトを担当している。
 なお、このメール・マガジンの配信日は、「ザ・スタンド」下巻の発売日を予定している模様。

2000/11/14  文藝春秋の方から「ザ・スタンド(上)」をいただいた。
 本当に分厚く、支え無しに机上に立つ姿は正に、「ザ・スタンド」である。参考画像

2000/11/15  「ザ・スタンド」の出版元である文藝春秋ホームページ「ザ・スタンド」特集ページがオープンした。
 その、気になるコンテンツは、
   『「ザ・スタンド」ってどんな本?』
   『スティーヴン・キングってどんな人?』
   『本文をちょっとのぞき見』
   『先行予約はどこでできるの?』
   『キングの他の作品も読みたい!』
   『キングを好きになったら・・・』
   『カバーイラストの原画が見たい!』
   『藤田新策さんのポストカードが欲しい!』
   『感想をお寄せください』
   『もっと知りたいリンク集』
というところ。

 最大のニュースは、何と言っても2001年1月15日から開催される「藤田新策個展」のお知らせ。

「藤田新策個展」part1:2001/01/15〜01/27
「INNERZONE JAPAN 日本幻景」同時開催「東京の怪人とパリの怪盗」
ギャラリーハウス マヤ

「藤田新策個展」part2:2001/02/05〜02/17
「DREAM SCAPES」
APT PLACE AOYAMA SKYDOOR

 私事で恐縮ですが、「ザ・スタンド」特集ページから当「スティーヴン・キング研究序説」へリンクがはられています。

2000/11/16  「ザ・スタンド(上)」配本。

2000/11/20  「ザ・スタンド(上)」初版発行。

2000/11/18  11月15日に、文藝春秋の方からいただいた情報によると、
 11月15日午前11:00現在、深町眞理子氏は、「ザ・スタンド」最終ページの翻訳作業を行っている。
ということである。ということは、今ごろは・・・・。

2000/11/26  11月24日に、藤田新策氏からいただいた情報によると、「ザ・スタンド」下巻の表紙を入稿した模様。但しまだ校正は行われていないようです。表紙の画像については、ここではまだお話できません。

2000/11/30  「ザ・スタンド」下巻の表紙画像が各オンライン書店で公開された。
 表紙画像を公開したサイトは、
 JBOOK  http://www.jbook.co.jp/
 Amazon.co.jp  http://www.amazon.co.jp/
 BOL.com  http://www.jp.bol.com/

 表紙を手掛けた藤田新策氏曰く、
 上巻のコンセプトは、善 光 母性 生 癒し 神
 下巻のコンセプトは、悪 闇 父性 死 攻撃 悪魔
とのことである。

 因みに、表紙画像は、コチラ

2000/12/14  本とコミックの情報マガジン「ダ・ヴィンチ」2001年1月号に、「ザ・スタンド」に関する、風間賢二氏と藤田新策氏の対談が掲載された。
 この対談は、2000年11月6日に行われたものである。
 対談以外の特集記事としては、スティーヴン・キングの小説の相関関係、初級者・中級者・上級者向けのキング本のガイド等の記事が楽しい。

2000/12/14  12月13日、「ザ・スタンド(下)」の各オンライン書店からの発送が開始された。
 発売日は、12月16日になっているが、実際には、12月14日現在店頭に並んでいた。

2000/12/14  「ザ・スタンド(下)」配本。

2000/12/20  「ザ・スタンド(下)」初版発行。

2000/12/23  文藝春秋の方から、『S・キング「ザ・スタンド」大座談会』という記事が掲載されている「本の話 1月号」をいただいた。
 この座談会は「スティーヴン・キングは なぜ面白いんだろう」と題され、その出席者は、翻訳家:小尾芙佐、翻訳家:白石朗、翻訳家:芝山幹郎、翻訳家:深町眞理子、画家:藤田新策(敬称略、五十音順)という豪華絢爛デラックスな面々です。
 なお、この座談会の模様は、Bungeishunju HOMEPAGEで公開される予定。
 因みに、「本の話」とは、文藝春秋が月一回発行する読書子のための小冊子で、年間購読のみで、基本的に一般の書店での販売は行われていません。



2004/03/**  文春文庫より、文庫版「ザ・スタンド」の刊行情報が公開された。

  「ザ・スタンド(I)」
  スティーヴン・キング著/深町眞理子訳/文春文庫/952円
  ISBN:4167661624/2004/04/07

  「ザ・スタンド(II)」
  スティーヴン・キング著/深町眞理子訳/文春文庫/933円
  ISBN: 4167661632/2004/05/12

2000/03/24  文庫版「ザ・スタンド」の装丁を手がける藤田新策氏より、 文庫版「ザ・スタンド」に関する情報をいただきました。

・文庫版「ザ・スタンド」は全五巻で、4月〜8月の毎月初旬に出版される予定。
・表紙は、第一巻は「イントロのガソリンスタンドに辿り着いた一家」、第二巻は「ニューヨークのリンカーン・トンネルの例の死体」、 第三巻は「単行本で使ったマザー・アビゲール」、第四巻以降は未定。

とのこと。

2004/04/06  文庫版「ザ・スタンド(I)」配本。

2004/04/10  文庫版「ザ・スタンド(I)」初版発行。

2004/05/10  文庫版「ザ・スタンド(II)」初版発行。

2004/05/11  文庫版「ザ・スタンド(II)」配本。

2004/06/10  文庫版「ザ・スタンド(III)」初版発行。

2004/06/11  文庫版「ザ・スタンド(III)」配本。

2004/07/10  文庫版「ザ・スタンド(IV)」初版発行。

2004/07/10  文庫版「ザ・スタンド(IV)」配本。

2004/08/04  文庫版「ザ・スタンド(V)」配本。

2004/08/10  文庫版「ザ・スタンド(V)」初版発行。


関連サイト

BLUE BUTTON Bungeishunju HOMEPAGE
 「ザ・スタンド」を翻訳出版する出版社「文藝春秋」のサイト。キングの翻訳作品をはじめとして数々の書籍を出版している。
BLUE BUTTON SFeX Shinsaku Fujita exhibition
 「ザ・スタンド」の挿画を手がけることとなったイラストレイター藤田新策氏のオフィシャル・サイト。キングの翻訳作品をはじめとして数々の書籍カバーを飾った素晴らしい作品群が公開されている。アルセーヌ・ルパン全集や、江戸川乱歩全集の挿画も大変素晴らしい。

BLUE BUTTON ギャラリーハウス マヤ
 「ザ・スタンド」の挿画を手がけるイラストレイター藤田新策の個展を開催するギャラリー。
BLUE BUTTON APT PLACE AOYAMA SKYDOOR
 「ザ・スタンド」の挿画を手がけるイラストレイター藤田新策の個展を開催するギャラリー。

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 「ザ・スタンド」の先行予約を開始したオンライン書店。
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The Art of STEPHEN KING

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