トップみちのく観戦記2006年のみちのく観戦記みちのく観戦記2006年10月08日みちのく観戦記2006年10月08日2みちのく観戦記2006年10月08日3



岩手県盛岡市/2006年10月8日日曜日/4

line

みちのくプロレス
「闘北伝説〜最終章〜男には闘わなければならない時がある」
岩手県営体育館

件名: 未来

ども。

すいません、最初から観戦記を書くつもりだったのですが、なかなか時間が作れず。
まだ読んでいないけど、 この週末に届いたマサ・みちのくと居酒屋少年からのメールはこの大会の観戦記だよね?

ということで、 2006年10月8日 みちのく岩手大会

●健
週プロ野郎が中心になって盛り上げてくれている記事を読まずとも、 二度と実現しないと思った、サスケvsデルフィンの実現。
これは、JR東日本の3連休パスを持って、行くしかない・・・。
山形→鳴子→盛岡→角館を巡る3連休の旅は、 紅葉にはちょっと早く、7日(土)の大雨強風でJRが軒並みストップして 予定が大幅に狂ってしまったけれど、 そこは、マイナスを次のプラスにつなげるサスケイズム爆発で、 狂った予定が全てプラスに転じて問題無し。
8日(日)午後2時前には久しぶりの盛岡駅前に到着。
この盛岡の地に立ったのは2003年の「ふく面W杯」以来かな?  駅のお店も、駅前も一新されたような感じ。
この盛岡駅前にサスケの銅像が立つはいつになるのだろう・・・。
なんて思っていると、 健次長をはじめとする週プロ記者・カメラマンが盛岡駅前に立っている。
それを横目に「愛モード」の案内に従ってバスに乗ること15分程度で、 無事岩手県営体育館へ。

●岩手県営体育館
各地の新しい体育館は街の遥か郊外で、 クルマが無いととても辿り着けないところが多いけど、 盛岡駅からバスで15分くらいのところにあったのが、この岩手県営体育館。 しかもそのバスが1時間に何本も走る、まだ市街地の中と言っても良い場所にある。 うん、これは便利。
でもその分みちのく指数が落ちるかなぁ、 と思いながらバス停から駐車場を抜けて体育館へ向けて歩くと、 昭和の香りがする建物が見えてくる。
GAORAの映像では何回か見ていたこの体育館、 国立代々木体育館を3回りくらい小さくした独特の形で、 建設されたのもほぼ同じ昭和40年代ではないかと推察される。
席は、2階席1列目の指定席。
中島体育センターよりは遠いけど、 月寒グリーンドームよりも近いくらいの見やすさの2階席。
久しぶりなので、まずは売店チェック。
・・・それにしても、入口のチケット売り場でも感じたけど、 スタッフの顔は見たことがない顔ばかり。パンフレット売り場のテッドの姿が懐かしい。
思えば、リングの上ではつぼ原人以外には公正なレフェリングだったけど、 売店ではいつもナチュラルヒールだった。 みちのくファンの怒りを煽る今のテッドのスタイルこそが本来のスタイルに違いない。
あ、1,000円で叩き売られているJ-CUPキャップの横で、 デルフィンTシャツ&デルフィンプラスチックお面が合わせて2,000円で売られている。 残り3〜4セット。
きっと、ずっとみちのくの倉庫に眠っていたんだろうなぁ〜。
小さな子供を連れた男性が1セット購入。 さっそくデルフィンお面を被せてもらった子供の周りには、 テレビカメラが集まっていました。 こんなことなら、4〜5年前に買って未だに家にあるお面、持って来れば良かった。
観衆は、リングの四方に合わせて約1,000人、 東西の2階席にそれぞれ約1,000人弱、合計3,000人弱くらいと推測。

●気仙沼と中津川
14時50分、気仙沼次郎が出て「海の魂」を歌う。 しばらく聞かないうちに随分うまくなったなぁ〜。
歌い終わると、「この大会を応援に来てくださった方、紹介します」。
謎の演歌歌手、中津川なんとかさんという着物を着た女性がリングへ。 気仙沼次郎との軽いヤリトリの後、持ち歌披露。
歌い終わって、義理で拍手をしていると、 「もう1曲聴いてください」と言い、2曲目を歌い始める。
むふ〜。
青SASUKE登場でお客ドン引き状態とは、こんな雰囲気?
今日のメインが少し心配になる。

●1.ラッセ、義経、精霊vs南野武、ベアー福田、野橋真実
この人たちも全員、生で見るのは初めてか?
ラッセ、義経、精霊は小さいのね。 じんせい様と並んだ姿をテレビで何度か見て小さいと思った野橋が随分大きく見える。 さらにデカイのはベアー。改名の理由、納得です。
試合は、当然のように大きな人たちが憎らしく小さい人たちを容赦なく攻める。
南野とベアーはコンビを組んでいたからわかるけど、 その2人に加えた野橋も、息のあった連携を見せる。
小さい3人は、飛び技を駆使。
精霊は、霊のように、、、って、霊なんだよね?、、、その動きは軽すぎて、 体重があるようには見えない。J-CUPで見た体重0kgの怨霊並みかなぁ?
義経は、確かにすべての飛び技に、ひと回転orひとひねりが多い感じ。 でも夏の「鉄人」でケガをしたばかりからか、あまり目立った活躍ではなかった。
そんな中、「鉄人」優勝のラッセが活躍。
最後は、ラッセがファイヤーバードスプラッシュ、いや、これがジャガラギ?で、勝利。

●2.男盛、清水基嗣vsKen45°、バナナ千賀
男盛はタッグパートナーの清水を立てながらの入場。紳士なのね。
一方、Kenから「ふたり旅」でのタッグパートナーに誘われながらも 拒否をしているというバナナはKenと離れて入場。 試合が始まっても確かにバナナはKenに都合良く使われるいじめられっ子状態。
男盛の股間攻撃は何度も受けるし、 Kenがプランチャーで相手を攻撃する代わりに投げられてしまうし、・・・。
最後は、男盛のもろだし反則で辛うじて勝ったけど、 終了後の「いっしょにタッグチームを組みましょう」という バナナのアピールは説得力少ない。
男盛はひとつひとつの動きが、お客さんを魅了。 その実力は確かなもの、と感じました。反則負けに終わったのが、残念。

●3.ウルティモ・ドラゴンvsフジタ“Jr”ハヤト
先日のタイガーマスク戦に続く、Jrにとっては試練の闘い。
そういえば、「湯浅試練の5番勝負」なんていうのもあって、 対ライガー戦を見るために静岡まで足を運んだ。 あの頃の湯浅と今のJrを比べても良いのかなぁ?
それはそうと、ウルティモ・ドラゴンの入場は派手で華があるね。 こういうのをメジャー、いやエストレージャっていうんですね。
試合は、腕の取り合いから始まり、 徐々に動きが大きくなるドラゴン校長が生徒に教えるような試合運び。 何度か関節技、締め技で、ドラゴンを動けなくしたけど、まだまだその差は大きい。 試合の“間”もいま一歩のJr。
最後は唐突に決まったかに見えたアサイDDTで決着。
アサイDDTは生で見るのは初めてだったから、 一瞬何が起こったのかわからなかったのが、唐突な印象だったのかもしれない・・・。

●休憩
そのまま売店へ直行するドラゴン。
当然、サインをもらおうと長い列ができる。
そばに行くと、売店の中心付近にお客さんがいないポッカリと空いた空間。
すると着物を着た女性が近づいてくる。 「スナックでこの番号をリクエストしてくださいね」。
むふ〜。
さっきの中津川さんから、 各種カラオケメーカーごとに自分の曲が入っている番号を書き並べたカードを 渡されてしまった。
しかし、いくつなんだ、あの中津川さんは・・・。(以下、省略)

●4.気仙沼次郎vsGAINA
ここからはメインまでの3試合は全てみちのくvs大阪の対抗戦。 というか、これまでみちのくがほとんど負けているので、雪辱戦。
しかしこの試合はレフェリーがテッドだ・・・。
会場の雰囲気もざわついてきた。ゴングを待たずに両者掴み合い、 そしてリングの外に出ての攻防。
ここまで初めて見る選手ばかりだったけど、 ここでようやく出てきた過去にも見たことある選手、気仙沼二郎。 しかし過去に見たことある試合とは違い、かなり荒れた試合展開。
そしてその雰囲気を決定的にするのが、テッドのレフェリング。
気仙沼落としが決まってもなかなかカウントに入らない。 入っても、超スローのカウント。
会場大ブーイング。
これでは勝負にならない、試合にならない。
どうなってしまう?
しかし試合の展開は予想外な方向へ。
いくつかの技を決めながらもスローカウントで勝ちを奪えない沼二郎に、 GAINAが怒涛の攻め。
エルボーにラリアット。そしてフォール。 普通、いや普通よりもやや遅めのカウントでも まったく起き上がれないほどのダメージを受けた沼二郎。
GAINA、完全勝利。これじゃ、レフェリーが誰であろうと関係無い・・・。

●5.タイガースマスク、フラッシュムーンvs佐藤秀、佐藤恵
東北タッグ選手権。
何だか、毎回、佐藤秀と佐藤恵が挑戦したり防衛したりしているようだ。
まぁ、確かにこの二人が、今みちのくでもっともタッグチームらしい二人なのはわかる。
佐藤秀・恵は入場時から悪そう。試合開始前の記念写真撮影にも入らないし。
そうなってくると、タイガースとフラッシュムーンがベビー?
う〜ん、ここはみちのくがホームで、大阪がアウェー。 ベビーとヒールが微妙にねじれているところがお客さんの反応も割れた感じ。
ファイトも場外へ積極的に出て行く佐藤秀・恵に対して、 リング内で明るく激しく攻めるタイガースとフラッシュムーン。
タイガースが打った、走った、コーナーへスライディング、「セーフ!」。 ・・・なるほど、こういう動きだったのね。
試合はいつの間にか佐藤秀・恵のどちらかがいなくなって、一人で攻められている。
と、思っていたら、佐藤秀・恵のどちらかが、 頭に包帯を巻いて、大きなバケツを持ってリングへ!
バラバラ〜!
大きなバケツは自動販売の横に置いてあった空き缶を捨てるバケツ。 リング上は空き缶だらけ。 おまけに何やら肉のようなものまで持ち込んで、リング上はぐちゃぐちゃ。
むふ〜。
包帯を巻いた佐藤秀・恵のどちらか、 そのまんま意識があるのかないのかわからない不思議な動き・・・。 これが「鉄人」の時に現われたという、オレンジ色の人の再来とも言える姿ですね。
というドサクサの中、すっかりペースを自分のものにした佐藤秀・恵のどちらかが、 タイガースかフラッシュムーンのどちらかからフォールを取って、ベルトを奪取。 すいません、フォールを取られた選手は区別がつかないのではなく、 単に忘れてしまったから・・・。
ベルトを持った佐藤秀・恵のどちらかがマイク。
「おい、サスケ! 北朝鮮に行くそうだな!」
「それなら、俺たちも北朝鮮に追いかけて、そこで試合だぁ!」
おぉ、すばらしい。
なんだか北朝鮮問題は騒がしいけれども、 ここは再び、世界の平和のために「平和の祭典」を開いて、 サスケvs佐藤秀・恵の試合を北朝鮮で見たいぞ。

●6.スペル・デルフィンvsザ・グレート・サスケ
ついにメイン。
立会人の人生社長が白装束でリングへ。そしてニュートラルコーナーへ。
サスケ入場。通路にはサスケを応援するあふれんばかりのお客さん。
いつものサスケのテーマが途中で止まり、聞きなれない音楽。 ゴク数人がその音楽に気づき歓声をあげる。
・・・脚立を持って、ケッパレコスチュームながら青を基調にしたサスケ、 いやSASUKEの入場。
そうか、この音楽は青SASUKEのものだったのか。 当時、批判的だったので、そのテーマ曲なんて全く頭に残っていなかった。
リング下に脚立を置いて、リングへ上がるサスケ。
そのままコーナーに寝そべる。どうやら葉巻もくわえているようす・・・。 レイヴェンいや、完全にSASUKE状態。
デルフィン入場。
いっしょにテッドとGAINAも入場。むふ〜。
デルフィン入場で、ようやく立ち上がったサスケ、マイクを持って、
「テッド! 何でおまえがここにいるんだ!」
テッド
「俺がレフェリーをやる!」「×*+>?<・・・」
途中でテッドが興奮のあまりマイクを引っ張り過ぎたのか、マイクが切れる。 しかし、大きな声で、自分がレフェリーをやると訴えるレフェリー。
ブゥ〜〜〜。
会場は騒然。



人生社長が黙ってリング中央へ。
上半身の白い装束を脱ぐとレフェリーの黒白のシャツ。 ひるむテッドをそのままリング外につまみ出す。
お客さんも100%人生社長を支持、テッド、その横にいるGAINAにブゥ〜イング。
その雰囲気に押されて、人生レフェリーを認めるしかないテッドとGAINA。
これで、舞台は整った。
試合開始です。
サスケ、腰の青い帯をはずす。
ん? ここは青いSASUKEでなく、赤いサスケで戦うと言う意味?
が、いきなりリング外にデルフィンを連れ出し、大乱闘。
デルフィンもそれに応える。
サスケとデルフィンがリング外の四方で大乱戦。 サスケが正面のステージからプランチャまで見せる。
さらにリングに上がっても、椅子を使ったサスケの攻撃に、サスケの自爆。
持ち込んだ脚立をリング外にセッティングしてのトペ。これも自爆のサスケ。
SASUKEではないサスケの攻撃と自爆。
しかし、そんなサスケ自爆攻撃を受け止めながら、デルフィンも徐々に優位に。
滞空時間の長いブレンバスターやスイングDDT・・・。
むふ〜。
サスケ反撃できない!
有明10周年のサスケvsデルフィンもこんな感じでいつの間にかデルフィンペース。
サスケのことだからいつか反撃って思っていたら、そのまま敗北。
サスケ敗北の嫌な予感がする。
逆エビに固められたサスケがロープへ手を伸ばす。

そのロープを引っ張ってサスケから遠ざけるテッド!
ブゥ〜。
注意する人生レフェリーを捕まえるテッド、GAINA。
うわぁ〜、もう滅茶苦茶。
しかし、ここでデルフィンがGAINAを攻撃して人生レフェリーを助ける。
え? デルフィンもここはセコンドの介入無しに戦いたいってこと?
しかし、テッドとGAINAはそのまま人生レフェリーとも揉み合ったまま、 結局、GAINAに会場外へ連れて行かれる。
そうなるとレフェリー不在のリングにテッドが上がる。
ブゥ〜〜〜。
そんなことは構わず戦い続けるサスケとデルフィン。
サスケ反撃!
デルフィンをフォール。



カウントを取ろうとしないテッド。
むふ〜。
どうなっちゃうの?
しかし、こんな戦いはデルフィンも望んでいなかったよう。
極端にデルフィン寄りの裁定を続けるテッドに怒ったのは、デルフィン。
デルフィンと揉めるテッド、GAINA。
うわぁ〜、再びリング上大混乱。

GAINAに連れ出された人生レフェリーがリングへ戻る!
じんせい〜!
会場は一体となって人生レフェリーを支持。
GAINAを輪廻で倒す。
しかし、その間、テッドは突然の緑の毒霧!
が、サスケを狙った毒霧は、誤ってデルフィンへ!
前が見えなくなったデルフィン、そこへサスケが畳み掛けるように攻めて、 最後はジャーマンスープレックスホールド!
1!
2!
3!
わぁ〜い!
サスケベルト奪取! デルフィンに勝った!

●試合後
その結末に納得いかないテッドとGAINAが再びリングに上がって、サスケを攻める!
ここでデルフィンがサスケを救出!
デルフィンとテッド、GAINAの分裂は決定!
リングの下で、マイクを持って「みちのくも大阪もつぶしてやる!」と叫ぶGAINA。 そのままテッドとともに退場。
リング上は、サスケとデルフィンが向かい合う。
デルフィン
「今日は正々堂々と戦った。しかし、負けた。」
「サスケ・・・」
握手を求めるように右手を出すデルフィン。「・・・ありがとう。」



沈黙。
しかしサスケも右手を差し出して握手に応える。
おぉ!
ついにこの二人が握手。
この試合前の週プロインタビューでは、 サスケが「私も憎いと思った新間Jrを許して感謝した」 「だからデルフィンも私に感謝すべき」「口に出さなくてもいいから」 と言っていたのを知ってか知らずか、 デルフィンは感謝の言葉を述べて、手を差し出す。
これ以上考えられない、ハッピーエンド。

●総括
う〜ん、カード的には自信満々のラインアップだと思うけど、 結局はメイン1試合に全てを持っていかれた。
という意味では、点数を付けにくい大会かも。
・・・そもそも、この大会が行なわれたこと自体が100点なんだけど。
まぁ、冷静に考えて、二度と有り得ないと思ったサスケvsデルフィンの実現に+10点。 しかし、このメインを混乱に陥れて、 最後はみちのくにも大阪にも反旗を翻したGAINAに−4点。
で、86点、ということでしょうか。

もちろんハッピーエンドになったことは100点相当なんだけど、 やっぱりここはテッド、GAINAの余計な介入が無い、純粋な試合を見たかった。 デルフィンの言うとおり、デルフィンもしっかり戦ったし、 サスケはサスケでSASUKEではない、 デルフィン離脱後のサスケスタイルで戦ったと思うけど。
そして、サスケとデルイフィンの握手でハッピーエンドのはずが、 試合後一番気になってしまったのが、GAINAの未来。
−4点は、ブゥ〜イングのマイナスというよりも心配で心配で堪らないマイナス点。
メインの試合終盤から試合後のマイクまでの流れは、GAINAが、 3年前の安比大会サスケvs大仁田と絡んだミスター・ポーゴとダブって見えてしまった。
みちのくに唯一残った生え抜きレスラーだから、 GAINAの未来、明るいものになって欲しい。

では、また。

うちだなおき


iconup

line

iconup (「みちのく観戦記2006年10月08日3」へもどる)

iconup (「みちのく観戦記2006年10月08日2」へもどる)

iconup (「みちのく観戦記2006年10月08日」へもどる)

iconup (「2006年のみちのく観戦記」へもどる)

iconup (「みちのく観戦記」へもどる)

line