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特選盤 RARE盤独断と偏見のお薦め盤JACKET GALLERYワシントン村から

 JACKET GALLERY 

ワシントン広場ジャケット・ギャラリー
♪ワシントン広場の夜は更けて・・・
ここいらで、コーヒーでも飲みながらアルバム・ジ ャケットを眺めて楽しみませんか。音楽を楽しむのに音はもちろんですがジャケットの魅力も非常に大きな要素になっているのではないでしょうか。“ジャケット買い”した経験をお持ちの方も多いのでは?今やCD全盛で少なくなってしまったLPですが、あの31センチ平方(このサイズがまたちょうどいい量感!)上のアートの魅力は CDジャケットの比ではありません。そこで、LPジャケットをいろいろ集めてみようと思います。眺めているだけで音が聴こえてきそうな…
  

●『NUMBER 2 / ROBERT CRUMB / &CHEAP SUIT SERENADERS』

特選盤コーナーでも紹介していますが漫画家ロバート・クラムの趣味バンド。ミュージシャン、オールド・ジャズ、ハワイアンのSPレコードのコレクターでもあり、もちろんジャケットもR.クラムの手によるもの。アメリカのブルース・レーベル「YAZOO」のジャケットも多く手掛けています。独特のタッチが魅力的です。最近はフランスに住み音楽活動も続けていて『COCKTAIL D'AMOUR』というミュゼット風味のアルバムも出しています。これがまたクラムらしくなんと25センチ盤のLPです。ジャケットも言うことなし。

●『JUKIN' / MANHATTAN TRANSFER』
あのジャズ・コーラス・トップ・グループ、マンハッタン・トランスファーのファースト・アルバム。1975年の「デビュー」盤がよく知られていますがこのアルバムは1971年の録音。カラフルなジャケットがなんとも魅力的です。内容は、現在のようなスタイルではなく、カントリー、ジャイヴ的サウンドです。「JAVA JIVE」の初演も聴けます。

●『スプレッディン・リズム・アラウンド!
            /オフェリア・スウィング・バンド』
知る人ぞ知るアコースティック・スウィングの名盤。LP時代から入手困難な超レア盤でしたが、世界初CD化!ダン・サドウスキー(g,vo)を中心にウォッシュボード、フィドル、管楽器も加え、小粋にスウィングします。♪ノック・ノック/ダイナ/ハニーサックル・ローズ/ロッキン・チェア/エレファント・フライなど古き佳き時代のスタンダード・ナンバーを主とした選曲も凝っており、ジャイヴ、ブルーグラス、オールド・ジャズの醍醐味が満載。演奏、ジャケット共に最高です!(1978年録音) 初めて聴く方がうらやましいほどの傑作!!    

●『OLD & IN THE WAY』
ブルーグラス・ファンにはおなじみの大名盤。ピーター・ローワン(g,vo) ジェリー・ガルシア(bj,vo)デヴィッド・グリスマン(m,vo)ヴァッサー・クレメンツ(f)ジョン・カーン(b)による白熱のブルーグラス・ジャム。(1973年録音)アコースティック・サウンドとヴォーカルの極地。Pローワンの名曲「ミッドナイト・ムーンライト」「ランド・オブ・ザ・ナヴァホ」など。雰囲気あるジャケットも楽しめます。

●『PENGUIN CAFE ORCHESTRA』
サイモン・ジェフス率いるペンギン・カフェ・オーケストラ1981年のセカンド・アルバム。環境音楽のはしりともなった名盤。ギター、ウクレレ、ヴァイオリンなどの弦楽器を主に反復を基調とし(ケイジャン/アフリカ/レゲエなどの民族音楽の隠し味が効果的)それが微妙に変化していき、なんとも不思議な空気を醸し出す独特のサウンド。1曲目の「エール・ア・ダーセ」から引き込まれます。

●『RIDE WITH BOB / ASLEEP AT THE WHEEL』
キング・オブ・ウェスタン・スウィング、ボブ・ウィルスへのトリビュート・アルバム。アスリープ・アット・ザ・ウィールをメインにW・ネルソン、D.ヨーカム、M・トランスファーなどの豪華ゲストが参加。ジャケットはもちろん、中に付いているブックレットが、これまたオールド・アメリカンの雰囲気たっぷり!

●『CHEZ CAJUN / CAJUN ALL-STARS』
ルイジアナに移住したフランス移民達が育てたケイジャン・ミュージック。(アコーディオンやフィドルが特徴)マイケル・デューセ(f)ソニー・ランドレス(g)を中心としたオール・スターバンドのハッピーなダンス・ミュージック。ジャケットがいかにもルイジアナ!
『アメリカ/ジム・クウェスキン』
永く入手困難となっていましたがついに入荷しました!限定盤のため、お早めにどうぞ。ジム・クウェスキンのソロ・アルバム(1971年作品)リンカーン、J.ロジャース、J.ディーン、ケネディなどのコラージュ・ジャケット。トラッドなフォーク/ブルース/ヒムからフォスターのオールド・ブラック・ジョーまでアメリカの古き佳き時代の歌が並びますが、ジャグ・バンド時の陽気さは無くどこか深いスピリチュアルなアルバムとなっています。メル・ライマンのハーモニカとバックのドブロやチェロも印象的なサウンドを作り出しています。
●『JAZZ / RY COODER』
ライ・クーダー、1978年の異色の傑作アルバム。タイトルは「ジャズ」となっていますが、1880〜1920年代の様々な音楽の中から取り上げた曲をライ独自の解釈、演奏で綴っていきます。ライ1人での多重録音による「パールズ〜ティア・ホアナ」ゆったりとしたスライドが魅力の「夢」〜E.ハインズも参加。ライに影響を与えたバハマのギタリスト、ジョセフ・スペンスで知られる教会音楽。ゴールデン・ゲイト・カルテットのコーラス(2曲)。ビックスの「インナ・ミスト」他サロン・ジャズ風に聴かせるジョセフ・バードの好アレンジなど聴きどころ満載!
●『HOAGY SINGS CARMICHAEL / HOAGY CARMICHAEL』
名曲「スターダスト」の作曲で知られるホーギー・カーマイケルの自作自演集。(1956録音)作曲、ピアノ、歌、俳優をこなしそのレイジーでとぼけたヴォーカルは実に味わい深いものがあります。アート・ペッパーの絶妙のアルト・ソロも聴けます。我が心のジョージア/ウィンター・ムーン/メンフィス・イン・ジューン/スカイラーク/ロッキン・チェア/レイジー・リヴァー/ボルティモア・オリオールなど。名盤!!!
●『SAMMY DAVIS Jr. SINGS LAURINDO ALMEIDA PLAYS』
1966年の名盤(当時国内盤LPのタイトルは「サミーとギター」)が初CD化です。映画、舞台、歌手と幅広く活躍したエンターテイナー、サミー・デイヴィス・ジュニアがローリンド・アルメイダのギターのみをバックに歌う異色の傑作。♪ヒアズ・ザット・レイニーデイ/エヴリタイム・ウイ・セイ・グッドバイ/いそしぎ/虹を追って/ジョイ…などクラシカルな香りのアルメイダのギターとサミーの渋い情感あふれる歌は絶妙です。ウィスキー・グラスを片手に歌う姿が想像できるような好盤。
●『プレイング・イット・ストレイト…/ホーマー&ジェスロ』
1950〜60年代、カントリー界のコメディ・コンビとして活躍したホーマー&ジェスロはギターとマンドリン・プレイヤーとしても定評のあるところ。このアルバムはあの“お笑い”とはうって変わった真面目(?)なインスト・アルバム。ジャズ・スタンダードを中心とした構成、特にジェスロのマンドリンは凄いの一言。ジェスロ曰く「なぜ、インスト・アルバムを作ったのかって?…これらの歌詞を知らなかったからさ。」当時のLP2枚を収録。

●『HARPIN' THE BLUES / CHARLIE McCOY』
カントリー界のハーモニカ・プレイヤーといえば、まずはこの人チャーリー・マッコイ。このアルバムはタイトルにあるようにブルージーな曲を集めたもの。ナッシュヴィルでの録音(1975)だけにカントリー風味たっぷりのブルースが楽しめます。ジャケットはできればオリジナルのLPサイズで見てもらいたいのですが… 

●『HOP SKIP & JUMP / KING PLEASURE & THE BISCUIT BOYS』
ズート・スーツに身を包んだキング・プレジャー(vo,ts)率いるビスケット・ボーイズ。管楽器も加えた分厚いサウンドに乗って飛び出してくるのはルイ・ジョーダンやルイ・プリマを思わせるジャンピン・ジャイヴ!L.ハンプトンの「ヘイ・ババ・リバップ」やS.ゲイラードの「チキン・リズム」などの曲目を見ていただけばお分かりでしょう。1990〜95年のアルバムからの編集盤。GOOD TIMES ROLL! 

『FROM BRANCH TO BRANCH / LEON REDBONE』
レオン・レッドボーン1981年の好盤。♪ティ・ナ・ナ、H.ウィリアムスの♪偽りの心(チューバとピアノのバック)、バラードの♪ホワイ、そしてストリングスをバックに歌う〜♪私の青空/星に願いを/ジミー・ロジャースの名曲プレイリー・ララバイ〜は周りがセピア色に染まるようなしみじみとした郷愁を感じさせます。チューバやクラリネットなどの独特な編成によるサウンドがレオンのバリトン・ヴォイスと相まって実にいい雰囲気を醸し出しています。

●『SO MANY STARS IN THE SKY / BOULDER ACOUSTIC SOCIETY』
コロラドのニュー・グループ「ボルダー・アコースティック・ソサエティ」登場。ヴァイオリン/マリンバ/ギター/ウクレレ/ベースといった楽器編成でジャズ、クラシカル、エスニックな雰囲気も漂います〜特にマリンバが印象的です。レス・ポールの「ノラ」ドック・ワトソンでおなじみ「ブラック・マウンテン・ラグ」のカヴァーも聴きもの。ヴォーカルも2曲聴けます(あの「ダイナ」そしてラストに針音と共に聴こえてくる曲は古きSP時代のクルーナー風ヴォーカル)
●『ワールド・ミュゼット/レ・プリミティフ・デュ・フュチュール』 
現在はフランス在住のロバート・クラムとギタリストのドミニク・クラヴィックの出会いから生まれたバンド「レ・プリミティフ・デュ・フュチュール=未来の原始人」(1986年パリで結成)による3作目〜(1999年録音)アコーディオンを主に様々な楽器で構成され、古きパリの街に流れたミュゼット音楽をテーマにして、ワルツ/タンゴ/カリプソ/ラグタイム/ブルース風味と様々な表情を見せます。ジャケットはもちろんロバート・クラム。今回新たにヴィデオクリップが2曲プラスされているのも魅力!これはもう聴いて観るしかないでしょう!
●『CAJUN / V.A.』
世界各地のワールド・ミュージックを紹介しているニューヨークのPUTUMAYOレーベルからの一枚。アメリカ・ルイジアナ西南部のフランス系開拓移民によって育て守られてきたケイジャン・ミュージック。ボタン式アコーディオンとフィドルがメインに使用される独特のリズミックなアコースティック音楽。12グループ収録〜2ステップありワルツありぜひ体験してみて下さい。画家Nicola Heindlによるジャケットも楽しめます。(20ページのブックレット付き)