京都競馬場周辺の混雑情報
京都市最南端の淀にある京都競馬場は「天皇賞」「菊花賞」などのGTレースが開催される競馬場で、週末の競馬開催日になると競馬場周辺は超満員になります。周辺の道路は狭く整備が行き届いていないためか、特に幹線道路は競馬場の遥か向こうまで渋滞が続いていることは毎週のようであり、GTレースの日にもなると日没を過ぎても渋滞が続いています。最寄りの京阪淀駅も急行の臨時停車、臨時列車の運転などで応戦しているものの狭い駅前・競馬場までの通路などは人であふれかえり、地元からは「子どもやお年寄りが電車に乗れないこともある」などと酷評され続けています。
このような週末の京都競馬場周辺を、写真を交えながら見ていきたいと思います。
(1) 往路(行き)の様子
![]() 朝の淀屋橋方面からの電車は満員で到着 |
![]() そしてドッサリ人が、人が降りてくる |
![]() あっという間に駅前は人だらけ |
![]() しかし電車が行ってしばらくすると人はひいてしまう |
往路では、京阪淀駅の様子を取り上げてみました。レースは朝の9時頃から始まるので、電車も朝からこみはじめます。出町柳方面からも淀屋橋方面からも人は大勢降りてきますが、やはり淀屋橋方面からの方が多く、特に淀屋橋方面からの急行は満員で淀にやってきます。電車が到着すると駅前は人で一杯になりますが、5分もしないうちに駅前には誰もいなくなってしまいます。
だいたいこんな状況が午前中一杯くらいまで続きます。
*往路の写真はすべて同じ日に撮影したものではありません*
(2) 復路(帰り)の様子
![]() 競馬場正門前の横断歩道 |
![]() 競馬場出口付近の様子。 水無瀬などへの臨時バスもここを通る |
![]() 駅前では身動きもままならないところに… |
![]() 自動車までやってくる |
まず紹介するのは、競馬場出口の道路と淀駅前の様子です。この日は菊花賞があった日で往路の写真よりも人は多かったことでしょう。
上段の写真は競馬場を出てきたところの道路です。メインレースや最終レースの終了直後をずらして帰る人が多いのか、途切れ目はほとんどなく16:00〜17:00頃にかけてずっと混雑が続きます。競馬場設営の駐車場は反対側にあるのでマイカーの人はあまりこの出口からは出てきませんが、バイクや臨時のバスがこの道路を通ってきます。特にバイクの数はものすごいです。
また淀駅前の道路は電車に乗るのにすら一苦労する大混雑で、身動きもままなりません。その上自動車の交通規制などは一切なく、下段の写真のように人で一杯のところに容赦なく自動車が割り込んでくるありさまです。これは非常に危険な光景で、今すぐにでも交通規制などの対策を討つべきでしょう。
ところで、駅前にあるこの踏切は想像以上に開いてくれません。理由は臨時列車の増発と、15分サイクルの普通・急行・特急が2〜3分間隔の団子状態で次々にやってくるからです。そのため1度鳴り出すと3本くらい見送りしないといけないことがあります。下段左の写真でも、さっき開いたばかりの踏切なのに早くも警報機が鳴り出してしまいました。駅員が誘導に当たっていますが、このあと20〜30秒でこの踏切内の人を追い出さねばならないのですから大変です。
![]() 納所交差点。 左向こうが枚方方面、右向こうが高槻方面(宮前橋) |
![]() 納所交差点から北方。 駐車場ゲートはこの向こうにある |
次に、競馬関係の自動車が集中する納所(のうそ)交差点付近の様子です。競馬場から枚方・高槻・宇治方面の自動車はほとんどがここを通ります。
左は納所交差点の写真です。この交差点は厳密には十字になっていないため、青信号のサイクルは写真の方向から見ると枚方方面(左奥)→高槻方面(右奥)→競馬場出口(左側)→という具合です。枚方方面、高槻方面ともにこの向こうの信号で渋滞しているために右折・左折中の自動車が大量に交差点の中へ取り残されてしまいました。競馬開催日の渋滞は枚方方面がこの納所、高槻方面は勝竜寺、宇治方面は久御山田井、そして京都方面は外環状線横大路が先頭になるケースが多いようです。
右の写真は納所交差点から北方(手前が交差点)の渋滞です。駐車場のゲートはこの向こうにあります。渋滞はだいたい日没までには解消しますが、場合によっては日没を過ぎても渋滞していることもあるようです。
蛇足ですが、納所から高槻方面の宮前橋は普段から渋滞の多い道路のようです。桂川をわたる橋は納所付近では少なく、数年前(1997年?)3kmほど北に羽束師橋が完成しましたが、高槻方面の自動車は相変わらず宮前橋に集中しています。特に宇治川・桂川を渡れる橋が少ないです。市内では鴨川を渡る橋は数百メートルおきくらいにあったりするのに、このあたりでは数キロ単位の間隔でしかなく、またあっても片側1車線の道路ばかりです。これが納所交差点の渋滞の一番の原因と思うのですが、果たしてどうなのでしょうか…?
最後に、淀駅は2005年を目標に高架化が進んでおり、駅自体も競馬場の正門前に移転になるようです。これが完成すれば淀駅周辺はだいぶ良くなるのでは…と、今後の発展を楽しみにしています。
*追記
2002年11月に嵐山で実施された「パークアンドライド」が京都競馬場周辺でも実施される計画があるそうです。これにより道路の渋滞は緩和されるでしょうが、淀駅前の混雑がさらにひどくなるのは間違いありません。これは高架化が完成したあとに行うということなのでしょうか?いずれにせよ、高架の完成が競馬場周辺の改善の最大の転機になることでしょう。
*さらに追記(2003.10)
京阪電車は2003年9月にダイヤ改正が行われ、土曜・休日の日中、淀駅は10分毎に準急(萱島−出町柳は各駅に停車)のみがとまるダイヤとなりました。また急行は日中に運転されなくなったため、停車は淀8:02発、8:22発(いずれも出町柳行)など朝のごく一部のみにとどまっています。まだ実態はよくわかりませんが、臨時電車の運転されない日は1時間に8本が6本に減っているため混雑に拍車がかかるのはほぼ間違いないでしょう。ただしGTレースの開催日や行楽シーズンには「休日特別ダイヤ」により「Gallop」などの臨時便が多数運転され、混雑は現状維持程度にとどまりそうな気もします。
◆京阪電鉄公式ホームページの情報(シーズンオフはデッドリンク)
休日特別ダイヤについて・・・http://www.keihan.co.jp/traffic/news/tokubetsu_dia/
臨時電車「Gallop」について・・・http://www.keihan.co.jp/traffic/topics/gallop/index.html
☆参考「競馬開催日の淀駅の様子」(「京阪電車レポート」内)